更新日:2025年12月10日

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アメリカ合衆国オクラホマ州

友好提携


雄大な自然にネイティブ・アメリカンとカウボーイ文化が根付く(PDF:6,459KB)

協定等の名称
日本国京都府とアメリカ合衆国オクラホマ州姉妹府州関係樹立に関する協定書

締結年月日
1985年(昭和60年)9月20日

締結に至った経緯
アメリカ中部のオクラホマ州は、京都府と同様に、多くの大学や研究機関を擁する学術・研究都市であることから交流が進み、友好提携に至った。

オクラホマ州の概要

スペイン、フランスによる統治を経て、アメリカ合衆国が1803年にフランスから購入し、1907年にアメリカ合衆国第46番目の州として、中南部に誕生。「オクラホマ」という名前は、ネイティブ・アメリカンの言葉である「okla(人々)」と「humma(赤い)」を合わせたもので、「赤い人々=ネイティブ・アメリカンの土地」を意味しており、現在も多くのネイティブ・アメリカンが住んでいます。また、カウボーイ文化を紹介する国立博物館があり、日本人が思い浮かべる「西部劇」の時代を垣間見ることができるほか、多くの湖、州立公園や保養地があるリゾート地でもあります。

気候
年平均気温は16度で、京都とほぼ同じですが、冬はもう少し寒く、夏は暑い。雨量は東部では年間1000ミリメートル程度ですが、中・西部では400ミリメートルと少なく、晴天の日が多いです。

アクセス・交通
米国の各都市からオクラホマの玄関口であるウィル・ロジャース空港への直行便が出ており、飛行時間はニューヨークから3時間、シカゴから2時間、ダラスから1時間、ロサンゼルスから3時間といったところ。州内は7つの主要鉄道幹線が通っています。

経済
冬小麦、牧畜を中心とする農業が盛んで、鉱物資源も豊富であり、原油、天然ガスの生産量は米国有数の地位を誇っています。また、全米で最もビジネス運営コストが低い州であり、低い法人税率や交通の要所として注目を集めているほか、世界第2位の規模のGoogleのデータセンターや、世界最大級の航空機整備施設も州内に立地しています。

観光

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オクラホマ州では、西部開拓時代の歴史、先住民文化、米国南部の魅力が融合しています。パウワウ(先住民の伝統的な祭り)やロデオ(カウボーイの競技)、西部開拓時代の博物館やカントリー音楽の名残が共存する文化的な地域です。また、米国で最初の高速道路であるルート66の通過距離は全米最長を誇り、歴史的建造物やレトロなダイナーが点在しています。オクラホマシティにあるオクラホマ州議会議事堂は、アメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されており、庁舎は石灰石とオクラホマ産の御影石を用いて造られています。さらに、1988年にはオクラホマ州の郷土料理として、オクラのフライ、コーンブレッド、ピーカンパイ、チキンフライドステーキが公式に認定されました。

これまでの主な交流

令和7年度

友好提携締結40周年を迎え、オクラホマ州政府訪問団を受け入れ、同州副知事による表敬訪問や、「オクラホマ経済・観光セミナー」を実施しました。詳細は、別ページで紹介しています。

令和4年度

京都府とオクラホマ州の友好提携締結を記念して、1985年にオクラホマ科学館内に作庭した日本庭園「京の庭」が老朽化していることから、京都の庭職人を現地に派遣し、大規模な修復を実施しました。

平成27年度

友好提携締結30周年を迎え、オクラホマ州を訪問し、調印協定再確認式や投資セミナーを実施しました。詳細は、別ページで紹介しています。

その他、毎年の交流

  • 平成16年度から、京都府立医科大学とオクラホマ大学の間で、医科大学生の相互派遣事業が開始され、毎年、学生交流を行っています。

  • 平成3年度から児童絵画交流を行っており、毎年、オクラホマ州と京都府の児童が描いた絵画作品を交換し、両地域で展示しています。オクラホマ州の絵画は、例年1月下旬から2月上旬に、府内で開催される「教育美術展覧会」で展示されています。

 

お問い合わせ

知事直轄組織国際課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4314

kokusai@pref.kyoto.lg.jp