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アメリカ合衆国オクラホマ州

友好提携


雄大な自然にネイティブ・アメリカンとカウボーイ文化が根付く(PDF:6,459KB)

協定等の名称
日本国京都府とアメリカ合衆国オクラホマ州姉妹府州関係樹立に関する協定書

締結年月日
1985年(昭和60年)9月20日

締結に至った経緯
アメリカ中部のオクラホマ州は、京都府と同様に、多くの大学や研究機関を擁する学術・研究都市であることから交流が進み、友好提携に至った。

オクラホマ州の概要

「オクラホマ」という名前はoklaとhummaを合わせたものであり、「赤い人々」を意味しています。1907年にアメリカ合衆国第46番目の州として、中南部に誕生。ネイティブ・アメリカンの人口が多く全体の約9%を占めています。多くの湖、州立公園や保養地があるリゾート地です。オクラホマ州は、スペイン、フランスによる統治を経てアメリカ合衆国が1803年にフランスから購入し、1907年に46番目の州になりました。

気候
年平均気温は16度で、京都とほぼ同じだが、冬はもう少し寒く、夏は暑い。雨量は東部では年間1000ミリメートル程度ですが、中・西部では400ミリメートルと少なく、晴天の日が多いです。

アクセス・交通
米国の各都市からオクラホマの玄関口であるウィル・ロジャース空港への直行便が出ており、飛行時間はニューヨークから3時間、シカゴから2時間、ダラスから50分、ロスアンジェルスから2時間50分といったところ。州内は7つの主要鉄道幹線が通っています。

経済
冬小麦、牧畜を中心とする農業が盛んで、鉱物資源も豊富であり、原油、天然ガスの生産量は米国有数の地位を誇っています。

観光

西部開拓時代の歴史、アメリカ先住民文化、南部の魅力が味わえます。パウワウとロデオ、西部開拓時代の博物館、カントリー音楽、ルート66の名残が共存しています。マイリアッド・ボタニカル・ガーデンズはオクラホマシティの市街地に位置する植物園で、広大な敷地には植物が池を囲むように何重にも植えられており、植物園のメインの展示はクリスタル・ブリッジ熱帯温室でエキゾチックアニマルや熱帯植物が鑑賞できます。オクラホマ州議会議事堂(オクラホマシティ)はアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されており、庁舎は石灰石とオクラホマ産の御影石を用いて造られています。1988年オクラホマ州はオクラのフライ、コーンブレッド、ピーカンパイ、チキンフライドステーキを公式な州の郷土料理に指定しました。

これまでの主な交流

平成27年度(京都府-オクラホマ州30周年記念事業)

1.京都府-オクラホマ州の調印協定再確認式
〇日時:平成27年11月19日(木曜日)9時30分〜10時30分
〇場所:オクラホマ州政府庁舎内「ブルー・ルーム」

京都府-オクラホマ州の調印協定再確認式の様子〇進行
1.ベンジオクラホマ州政府州務長官挨拶
2.岩田在ヒューストン日本国総領事館領事挨拶
3.姉妹府州締結の歴史ナイ元オクラホマ州知事
4.ラムオクラホマ州副知事から発言
5.山内京都府副知事から発言
6.調印協定書署名
7.佐々木嘉和教授御夫人へ感謝状贈呈
8.記念品交換
9.閉会挨拶ベンジ・オクラホマ州政府州務長官

〇主な発言
山内副知事:現在、京都府立医科大学とオクラホマ大学との交流や青少年交流等を行っているが、今後は経済交流をはじめ、オクラホマ大学と国立気象センターが実施している通信・気象・ライフサイエンス等の分野にも拡大していきたい.

ラムオクラホマ州副知事:締結から30年を迎えたことは素晴らしいお祝いであるとともに、この間の技術の発展や、通信技術の向上により、オクラホマ州と京都府の関係が更に緊密になり、今後、新たな強い絆のスタート時点になることを願っている。

2.投資セミナーの開催
〇日時:平成27年11月19日(木曜日)14時〜15時※現地時間
〇場所:国立カウボーイ・ウエスタン・ヘリテージ博物館内バーク・バネットルーム

〇内容
山内副知事の開会挨拶の後、山下徹朗京都商工会議所常務理事から「京都経済の特色」について説明があり、後守京都府海外経済課長から「京都府のビジネス環境」の説明が行われました。
その後、「京都府におけるライフサイエンス分野のビジネス機会」について岩村スティーブ在日米国商工会議所特別顧問から報告があり、質疑応答がありました。

お問い合わせ

知事直轄組織国際課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4314

kokusai@pref.kyoto.lg.jp