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こんなことやってます!!KYOのあけぼのフェスティバル2006 [子育て支援情報 未来っ子ひろば]

KYOのあけぼのフェスティバル2006出展(平成18年度実行委員会活動紹介)

2006年度あけぼのフェスティバルへの参加事業「子育て中のあなたに贈る 夢へのかけ橋講演会」
日時:2006年10月15日
場所:京都テルサ第1セミナー室 

京の子育てネットワーク地域ネットワーク事業実行委員会では、2004年から「あけぼのフェスティバル」へいろいろな形で参加をしてきました。
2004年は、子どもたちの遊ぶブースと情報提供を中心に。
2005年は、こどもたちの遊ぶブースに、ママの自分表現になる「名刺」づくりにチャレンジ。
そして、2006年は、ママになったからこそ、新しい何かをはじめた方の話が聞きたい・・・そして、それが「あけぼのフェスティバル」にぴったりの企画ではないかと思って計画しました。
あけぼのフェスティバルへの参加事業写真1

講師は、お母さんたちの中でいま話題の授乳服を作って販売されている「モーハウス」代表の光畑さんを筑波からお招きしました。また、布オムツのカバーを輸入し、楽しい布オムツライフを提案されている田村さん。自ら体験し、快適さを伝えたいと始めたスリングの使い方の講習をされている小嶋さんをお招きしました。

また、今回すごかったのは、参加者の皆様。
会場に入ってこられたときから、目が輝いていて…「これは、きっといろいろな活動をされているのでは?」と思い、まずは参加者の自己紹介をしていただくと…

親子のつどえる広場を、商店街の空き店舗を利用してされている方。ママたち数人で、チャレンジショップを実践中の方、モーハウスの授乳服で、快適に育児ができたという方、今から再就職を考えているので、ヒントがほしいという方、さらに、民生児童委員さんなどもきてくださり、すでに熱気ムンムン。
あけぼのフェスティバルへの参加事業写真3

では、話の内容のポイントだけ紹介します。
光畑さん
☆モーハウスを始めたきっかけ
1人目は母乳で育てられなかった。(搾乳して混入のミルクをあげていた)
2人目は母乳で育てたいと思い、念願の助産院での出産もできた。
生後1ヶ月の2人目と3歳の上の子をつれてお出かけをすることに。
電車の中でお腹をすかせて大泣き。人の視線が気になる。授乳できる雰囲気ではない。
「母乳行為は私の自由を拘束する、行動を規制するもの」だと思った。
これを解決しなければ!と思い、出会ったものが授乳服だった。
海外から取り寄せたり、自分で試作をした。
着た瞬間の気持ちは、独り暮らしを始めたときの開放感と似たもの。
便利という感覚をはるかに超えて、自由を得たと感じた。
子育て中のお母さんにこの気持ちを伝えたいと思って始めたのがモーハウス。

田村さん
子どもが1歳のときに布おもつに出会った。
ネットで見て「気持ちよさそう!心地よそう!子どももきっとそう感じるのでは?」と思った。
紙おむつは楽だけど、ごみが出るし、買い足しにも行かなければならない。
ネットでみた海外の布おもつは、かわいらしい(ファッショナブル)、機能性のあるものであることを知った。自分も使いたい!同時に、みんなにも知ってほしいと思えるようになった。
家の中で子どもで過ごすことが多かったが、このことがきっかけで、外に出たいと思えるように。
子どもを生まなければ、気づかなかったことが「普通の育児」の中にたくさん、転がっている!
自分のサイズで、自分のしたいことをできればやっていけることを知った。
あけぼのフェスティバルへの参加事業写真2

小嶋さん
私がスリングを使い始めるようになったきっかけには、夫からのお願いがあった。
「子どもができたらベビーカーを使わないでほしい、スリーピングベービーにしたくないから」と。
まず、だっこ紐を探すところから始めた。ネットで検索。「スリング」を発見。
使い始めた3年前は、稀少なものだった。
使ってみて、スリングは自由度が高い。それは上手にも下手にも使えるということ。
使い方を間違えれば赤ちゃんにとってもお母さんにとっても危険にもなる。
社会的に認知度が広まっていくと同時に「スリングの正しい使い方を教えてほしい」というお母さんの声が出てきた。それで講習会を始めることにした。
スリングを使うと、行動の自由度も高まり、赤ちゃんの様子も安定することに気づいた。
スリングをしたまま、授乳もできる。
子どもをもつ大人の女性としての誇り、自信をもつことができるようになった。
いろんなことに主体的に積極的に活動できるようにもなった。

3人のお話はまだまだつづき、質問も次々に出ました。
その後、実際に授乳服や、スリング、布のオムツカバーを手に取りながら、皆で交流をしました。

実は、その後、スリングの講師の小嶋さんは福岡に引越しをされたのですが、この日の出会いがきっかけで、スリングの講習を引き続きしてくださる方とつながっていったのです。出会いって不思議ですね。

 

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健康福祉部こども・子育て総合支援室(保育・子育て支援係)

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