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こんなことやってます!!子育てサークルと子育て支援者のクリスマス会 [子育て支援情報 未来っ子ひろば]

子育てサークルと子育て支援者のクリスマス会(平成18年度実行委員会活動紹介)

やましろ子育てネットワークが毎年おこなってきた「子育てサークル&子育て支援者交流会」を今回は合同クリスマス会というイベント形式でやってみよう、と京の子育てネットワーク地域ネットワーク事業実行委員会の取組として、平成18年12月5日、山城町(現木津川市)にある「アスピアやましろ」にて開催することができました。(参加親子190名、子育て支援者48名、合計238名)
クリスマス会写真1
 今回の企画のポイントは、まず、今までなかなかサークル交流会に参加してくれなかったサークルさんも気軽にたくさん参加できるように、親子で楽しめるイベントにしたということです。人形ショーや親子遊び、クリスマスツリー制作など、バラエテティに富んだ内容を盛り込みました。
 次に、民生委員さんや京都府が養成した「子育て地域パートナー」という地域の子育て支援の人材を集め、お互いが顔を合わせることで、地域の人みんなで子育てを支えるという意識を確認する機会にしたということ。地元の保健所との連携もあり、当日は地元山城町からたくさんの民生委員さんが参加して下さいました。普段あまり交流のない若い母親たちと年配のボランティアとの交流ができたことは大きな収穫でした。
クリスマス会写真2
 さらに、このクリスマス会の企画をする際、当初から地元の山城町のサークルリーダー、ボランティア(子育て地域パートナー中心でした)に声をかけ、動いてもらいましたが、地域全体を意識したイベント作りの中で、山城町での自分達の活動の課題を整理し、さらなる活動の展開の一助とするためにアイデアを出してもらうということができました。市町村を超えたネットワークスタッフとの関わり合いの中でも新しいアイデアが生まれ、相互に刺激を与え合うことが企画段階からできました。
 参加者を募るために、チラシとチケットを制作しましたが、母親スタッフがそれぞれの地域でチケットを販売し、各市町村から参加者が集められました。また、地元山城町の母親たちは地域の子育て支援情報をあつめた冊子を作成することで、たくさんのボランティアを開拓することができました。この冊子は山城町の母親が中心になってつくった手作り感のあふれる冊子ですが、周辺の市町の母親にも「わが町にも同じような情報誌をつくりたい」といった声がきかれるなど、刺激となったようです。
クリスマス会写真3
 また、今回はやましろ子育てネットワークが京都府の委託を受けてすすめている事業(地域発未来っ子応援事業「学生ボランティアを地域の子育てサークルなどにつなげるコーディネート事業」)をうまくイベントの中でも生かし、子育て当事者と子育て支援者の輪の中にもう一つ学生ボランティアをつなげられた新鮮な交流会となりました。当日受付や参加者の誘導、他工作のお手伝いなどを引き受けてくれた学生4名に加え、同志社大学・同志社女子大学合同のコーラス部のメンバー11名がクリスマスソングを披露してくれ、ま
た、最後に男子学生の一人がサンタクロースに扮装。会場の親子をおおいに楽しませてくれました。今までに関わりの薄かった若い世代のもつ大きな力を参加者が実感できた会となり、地元山城町の母親リーダーからこの交流会の後、学生さんを地域の子育てサロンに受け入れたいと積極的な意向を出していただき、3月の子育てサロンに学生8名を受け入れていただくことができました。
 今後も地域で何かを始めたいと思っている母親の声をくみ上げ、そこに支援者とのつながりをつくる中で住民相互の支えあい、まちづくりがすすむような仕掛けをしていけたらと思いました。

 

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