ファミリー・サポート・センターについて
ファミリー・サポート・センター事業とは
市町村がファミリー・サポート・センター(子どもの預かり等、子育ての援助を行いたい人と援助を受けたい人の会員組織)を設立し、相互援助活動に関するコーディネート、アドバイス等を行うものです。
ファミリー・サポート・センターの設立運営
市町村が設立し、運営します。市町村は運営を公益法人等に委託することもできます。一定の条件のもとに支部を設置することもできます。
ファミリー・サポート・センターの業務
1会員の募集、登録その他の会員組織業務
- ポスター・チラシ、広報紙の発行や事業説明会の開催など、様々な方法で広く会員を募集します。
2相互援助活動の調整等
- 依頼会員から援助の依頼を受けます。
- 依頼を受けた援助の内容や地域などを考慮して、適当な提供会員を選定し、援助を打診します。
- 提供会員が援助を引き受けたときには、それを依頼会員に連絡します。
3会員に対して相互援助に必要な知識を提供する講習会の開催
- 会員が安心して活動が行えるよう、サポートについての知識や技術を身につけるための講習会を開催します。
- 援助を受ける会員に対しても会員としての心構えなどの講習を行います。
4会員の交流を深め、情報交換の場を提供する交流会の開催
- スムーズな相互援助活動が行われるよう、交流会を開催し、会員同士の交流を図ります。
5子育て支援関連施設・事業との連絡調整
- 保育所を利用している会員から保育終了後の育児の援助の依頼があった場合、親である会員に代わって保育所への連絡を行います。
- 事業の中心となるアドバイザーとアドバイザーを助けて地域で活動するサブ・リーダーとの連携のため、定期的に連絡会議を開催します。
ファミリー・サポート・センターで扱う相互援助活動
- 保育施設の保育開始時や保育終了後に子どもを預かる。
- 保育施設までの送迎を行う。
- 放課後児童クラブ終了後に子どもを預かる。
- 学校の放課後に子どもを預かる。
- 冠婚葬祭や他の子どもの学校行事の際、子どもを預かる。
- 買い物等外出の際、子どもを預かる。