更新日:2025年6月26日

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ダブルケアサポート事業について

急速に少子高齢化が進行する中、晩婚化に伴う出産年齢の高齢化等により、同時期に「育児」と「介護」の両方に直面する「ダブルケア」の問題が生じています。

京都府では、ダブルケアに直面する人(以下「ダブルケアラー」という)が、ダブルケア経験者と悩みを共有したり、情報収集をしたりすることで、負担感を軽減し、育児及び介護に前向きに取り組めるよう支援するため、下記事業を実施しています。

ダブルケア ピア・サポーターの派遣

ダブルケア支援を行う府内の団体や市町村に、京都府の養成講座を修了したダブルケア ピア・サポーターを派遣しています。ぜひご活用ください。

1. ダブルケア ピア・サポーターとは

自身のダブルケアの経験を生かし、ダブルケアで悩む方の不安や悩みに寄り添い、必要な情報提供や生活上の相談に乗るための基本的な知識やピア・サポートの技術を身につけた人材のことです。

令和2年度末までに、京都府内で約30名の方が養成講座を修了されています。

2. こんなときにご活用ください

ダブルケアカフェを開催するとき

ダブルケアラーや支援者が集い、交流や情報交換の場となる「ダブルケアカフェ」において、ピア・サポーターがダブルケア経験者として悩みに寄り添い、必要に応じてアドバイスをすることができます。

ダブルケアに関連する会議や勉強会を開催するとき

地域包括支援センターでのケア会議や、子育て分野・介護分野の会議、勉強会をするとき、ダブルケア経験者ならではの視点からピア・サポーターの意見を聞くことができます。

子育てひろばや認知症カフェを開催するとき

自分たちの地域にダブルケアラーがいるのかわからないときでも、子育てひろばや認知症カフェなどで気軽に相談できる時間を設けることで、潜在ダブルケアラーに気付くきっかけになります。

さらに、まだダブルケアラーでない人にとっても、突然やってくるダブルケアについて事前に知ってもらえる機会となります。

3. 派遣先

京都府内

4. 派遣費用

無料(ピア・サポーターの交通費は京都府が負担します。)

5. 申込の流れ

(1)「ダブルケア支援事業実施計画書(様式1)」をご提出ください。

(2)書類を確認後、ピア・サポーターと調整し、派遣を決定します。

(3)派遣の決定後、ピア・サポーターと当日に向けた確認・調整を行ってください。

(4)事業終了後は、「ダブルケア支援事業実施報告書(様式2)」をご提出ください。

6. 申込・提出先

きょうと子育てピアサポートセンター(健康福祉部こども・子育て総合支援室)

〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
TEL075-414-4727
FAX075-414-4792
E-mailkodomo@pref.kyoto.lg.jp

ダブルケア ピア・サポーターの養成講座

自身のダブルケアの経験を生かし、ダブルケアで悩む方の不安や悩みに寄り添い、必要な情報提供や生活上の相談に乗るための基本的な知識やピア・サポートの技術を身につけた「ダブルケア ピア・サポーター」を養成しています。

令和2年度末までに、京都府内で約30名の方が養成講座を修了されました。

今後の養成講座については、開催が決まり次第お知らせします。
令和2年度に開催した養成講座の内容は下記のとおりです。

(1) 対象者

京都府内のダブルケア経験者、現在ダブルケア中の方

(講座修了後に修了証を交付します。)

(2) 内容

  • あなただからできる、ピア・サポーター
    ピア・サポーターの知識と相談の基本
  • ダブルケアの問題と特徴
    ダブルケアは個人の問題ではなく社会で支えるべきもの
  • いろいろなダブルケア
    ダブルケア事例紹介、体験談の共有
  • ダブルケア支援の事例
    共感の場づくり「ダブルケアカフェ」のはじまりと現在
  • ダブルケアカフェをやってみよう
    即席ダブルケアカフェでロールプレイング

令和2年度開催案内チラシ(PDF:522KB)

お問い合わせ

健康福祉部こども・子育て総合支援室(母子保健係)

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4792

kodomo@pref.kyoto.lg.jp