更新日:2025年7月29日

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介護現場におけるハラスメント対策について

 近年、介護現場では、利用者や家族等による職員へのハラスメント行為(身体的暴力や精神的暴力、セクシュアルハラスメント等)の問題が顕在化しています。また、令和3年度介護報酬改定では、介護職員の処遇改善や職場環境の改善に向けた取組の1つとして、全ての介護事業者にハラスメント防止のための必要な措置の実施、及びカスタマーハラスメント防止のための必要な措置の実施が推奨されました。

 利用者や家族等によるハラスメントへの対応は、サービスを継続するための人材の確保や定着を図るだけにとどまらず、発生の背景要因を分析することで、人材育成やサービスの質の向上、虐待防止に繋がるなど様々な意味を持ちます。事業者の皆様におかれましては、以下のマニュアル等をご参照いただき、利用者や家族等によるハラスメント対応の重要性をご理解いただくとともに、体制整備や取組を推進していただきますようお願いします。

ハラスメント対策マニュアル

 厚生労働省において、介護現場における利用者や家族等によるハラスメントの実態や事業者として取り組むべき対策などを示したマニュアルが作成されています。

研修の手引き等

 上記マニュアルで示しているハラスメント対策における基本的な考え方や対応等を周知啓発するための研修用ツールとして、厚生労働省作成の手引きや動画もご活用ください。

 介護現場で発生しうるハラスメント、あるいは、その疑いのある事例から学べる、ハラスメント対策・対応上のヒント等を整理した事例集も作成されています。

参考リンク集(厚生労働省サイト)

 

お問い合わせ

健康福祉部高齢者支援課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4572

koreishien@pref.kyoto.lg.jp