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えがおのいっぽ~見えない・見えにくい子どもたちとともに~

1 視覚障害児の強みを見つけて伸ばしていくための冊子

1 目的

京都府では、視覚障害児や聴覚障害児の発達を正確に把握し、子どもの力(強み)を見つけて伸ばしていくことを目的として、京都教育大学をはじめとした教育機関や、京都ライトハウス視覚支援あいあい教室などの専門機関と連携し、平成28年度に「障害児の強み育成推進検討会」を設置し、「障害児の強み育成推進事業」を進めています。
この度、本事業の一環として、「見えない・見えにくい子ども」を育てておられる保護者や関係者の方に、日常生活を送る上でのポイントやヒントなどをわかりやすく紹介し、理解を深め、子どもの強みを見つけていただく一助となる冊子を作成しました。

2 冊子の内容

本冊子では、視覚障害がある子どもを育てる保護者が、様々な困難を乗り越えて、次のいっぽを踏み出す様子を漫画で紹介しています。また、成長段階に応じたポイントやヒント、社会の様々なところで活躍する京都ゆかりの方からのメッセージ、社会におけるバリアフリーやユニバーサルデザイン、支援する施設や相談窓口などを親しみやすいイラストを用いてわかりやすく紹介しています。本冊子が子どもたちの本来持っている力(強み)を見つけ、育てていく一助となることを願っています。

3 冊子のポイント(規格:A5サイズ、52p、カラー)

  • 親しみやすいマンガやイラストを随所に配置 

  • 成長段階に応じたポイントやヒントをわかりやすく紹介

  • 京都ゆかりで活躍されている方からのメッセージを掲載

  • バリアフリーやユニバーサルデザインなどの社会的な取り組みを紹介し、相談窓口一覧を掲載するなど実用的な内容

  「えがおのいっぽ~見えない・見えにくい子どもたちとともに~」(全文)(PDF:6,744KB)
  音声読み上げ(クリックしてください)

 2 冊子の項目

 3 府民の皆様へ

見えない・見えにくい子どもの強みを見つけ、伸ばしていき、よりよい社会参加を実現するためには、行政や福祉関係者のみならず、府民の皆さまのご理解とあたたかいご支援が不可欠です。

本冊子を通じて、見えない・見えにくい子どもの療育や教育、就労のことを知っていただくことで、一人一人が大切にされる「共生社会」の実現に向けて取り組みを進めていきたいと考えています。 

 

(参考)障害児の強み育成推進検討会の取り組み

 以下の3本柱を軸として、関係機関と連携しながら取り組みを進めています。

  1. 新たな検査方法づくり (「情動・社会性発達」を切り口とした新検査方法の作成)

  2. 既存の検査を活用したガイドラインづくり(既存の発達検査などを活用するためのガイドラインの作成)

  3. 視覚障害児の保護者や関係者に向けた冊子づくり(えがおのいっぽ~見えない・見えにくい子どもたちとともに~)

お問い合わせ

健康福祉部家庭・青少年支援課 家庭支援総合センター

京都市東山区清水四丁目185-1

ファックス:075-531-9610

ksc-soudan@pref.kyoto.lg.jp