【開催概要】京都スタジアム(仮称)運営経営専門家会議(第2回・9月4日開催)
開催日時
平成25年9月4日(水曜)午後5時から午後6時50分
開催場所
メルパルク京都「会議室B」
出席者
【委員】
門内座長、今井委員、長積委員、森委員
【事務局】
中井文化環境部長、姫野副部長、中島理事、坂本スポーツ振興室長他
議題
京都スタジアム(仮称)を核としたにぎわいについて
主な意見
- オランダでは色々な制約がある中で、行政が地域住民や地元経済界などが何を求めているかを調査し、事業展開をしていた。また、クラブチームのショップや歴史館を設けるなどチームカラーを明確にしていた。
- スタジアムを、スポーツ、特にフットボールの聖地にしていくことが重要。一方で、試合日以外のにぎわいも必要で、例えばスポーツクラブは会員が毎日のように利用するし、最近流行のクライミングウォールはよいと思う。
- サンガやサッカー協会・ラグビー協会の事務所がスタジアム内等に設けられれば、府のフットボール競技を盛り上げていく一体感が生まれる。
- アミューズメント施設については、本当に行きたくなるような本物志向の施設をつくるのがよい。
- メニューは用意できており、一つ一つのアイデアはよいと思うので、それぞれの施設をどのようにつなぎ合わせ、全体としてどういうものにしていくのかが重要である。
- 全体を貫く強いストーリーが必要であり、例えばサッカーをメインとすれば、学校教育とうまく連動させて、サッカーの裾野を拡げていくようなストーリーも考えられる。
- 亀岡に宿泊して貰えれば経済効果が生じる。クライミングウォールなどの大会が開催できる本格的な施設であれば、宿泊や周辺の観光につながる。
- 保津川下りなどの観光資源、郷土の素晴らしい特産品、スタジアムからの眺望など、地域の特性を活かした取り組みが必要である。
- 地域のコミュニティとの関係は、日常的に人が来てくれるという意味で大事である。ギャラリーなど市民が自由に使える空間を設け、コミュニティに開放し、にぎわいを生み出すことを考えてはどうか。地域とのつながりをしっかりつくっておくのも大事である。
- ワクワクキッズランドのような施設ができるのであれば、試合観戦の時に託児サービスもセットでするようなことを考えることができる。
- 天然芝の育成はスタジアム運営に非常に重要であり、にぎわい施設を入れる場合にも、採光や通風を確保することが必要である。
- 設計のプロセスの中で、運営者やスポーツ選手等色々な当事者の経験に基づく意見を入れる必要がある。
資料