トップページ > 産業廃棄物の不法投棄対策について

ここから本文です。

産業廃棄物の不法投棄対策について

南丹保健所管内では、産業廃棄物を処分する目的で、他人の土地に埋め立てる、山中の道路脇に投棄する、大量の産業廃棄物を処分の目処もないまま堆積するといった悪質な事案が多発しています。産業廃棄物の不法投棄は、地域の景観や豊かな自然を損なうことのみならず、飛散・流出により人の生活環境や健康に被害が生じるおそれもあり、許されるものではありません。

こんな行為も不法投棄とみなされることがあります

廃棄物をみだりに投棄する行為は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号。)第16条の規定により禁止されています。

なお、次のような行為も、不法投棄と見なされる可能性があります。

  • 他者又は自らの土地に、産業廃棄物を埋めること
  • 処理する目処もなく、産業廃棄物を土地に堆積すること
  • 産業廃棄物を含む土砂を埋め立てること
  • 売却又は再利用するつもりの資材・物品であっても、市場価値が乏しいため売却できず、長期にわたり適切な管理を行うことなく放置すること

他人に廃棄物の処理を委託しても責任を問われることがあります

料金が安いからといって、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に規定する許可のない業者や不適正な処理を行う業者に廃棄物の処理を委託する行為は委託基準違反に該当し、これは不法投棄と同様に、きわめて重い処罰を受ける可能性があります。

また、受託者により廃棄物が不法投棄された場合は、排出事業者にも撤去を指導する場合もあります。

南丹保健所における不法投棄対策

南丹保健所では、不法投棄への対策として、不法投棄等監視指導員による監視パトロールの実施、警察との連携、監視カメラによる監視等を行っています。

不法投棄等監視指導員による年間を通じたパトロール

警察官経験者である不法投棄等監視指導員が、休日を問わず、管内の不法投棄や野焼きのパトロールを行い、情報の収集、現地での防止指導を行っています。

不法投棄防止看板による啓発

 

不法投棄情報ダイヤルによる情報提供

フリーダイヤル電話(0120-530-993)を設置し、府民からの不法投棄に関する情報を受け付けています。

他部署との連携

南丹保健所では、悪質で巧妙化する不法投棄案件に対応するため、警察を含む南丹広域機動班の一員として、案件への対策会議や合同パトロールを実施しています。

南丹広域機動班によるパトロール

警察との現場検証

ドローンによる不法投棄の監視

不法投棄監視カメラによる監視

南丹保健所では、産業廃棄物の不法投棄が疑われる場所や、その可能性が高い場所に複数の監視カメラを設置し、監視にあたっています。

監視カメラの写真(赤外線撮影で夜間でも鮮明な画像が写ります。)

撮影された鮮明な画像により、行為者の摘発に至った事例もあります。

 朝日新聞(2019年(令和元年)11月12日、承諾番号:19-4950)

府民の皆さんへのお願い

不法投棄等を発見された場合、不法投棄情報ダイヤルや電子メールにより通報の御協力をお願いします。

不法投棄情報ダイヤル

電話・ファックス(フリーダイヤル):0120-530-993

不法投棄情報メール

電子メール:fuhotoki@pref.kyoto.lg.jp

その他

家庭ごみ(一般廃棄物)の不法投棄に係る相談や、ごみの出し方については、所管の市町に確認してください。

 

 

 

お問い合わせ

南丹広域振興局健康福祉部 南丹保健所

南丹市園部町小山東町藤ノ木21

ファックス:0771-62-0451

nanshin-ho-nantan-kankyo@pref.kyoto.lg.jp

環境衛生課環境係