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ダニからの感染症 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

 平成26年2月の厚生労働省の調査によると、京都府を含む23道府県で、SFTSウイルスを保有するマダニが発
 見され、平成27年6月には府内で初めてのSFTS感染症患者が確認されました。

 マダニは春から秋にかけて活動が活発になりますので、農作業や野外活動で野山などに入られる際には、マダ
 ニに咬まれないように御注意ください。

 SFTSは、SFTSウイルスに感染することによって引き起こされる病気で、ウイルスを保有しているマダニに咬ま
 れることにより感染すると言われています。

 潜伏期間は、6~14日。症状は発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)等で、血小板減少、白血球
 減少、血清酵素(AST,ALT,LDH)の上昇が認められます。

 

 マダニ類について

マダニ

 「マダニ」は、食品等に発生する「コナダニ」や、衣類や寝具に発生する「ヒョウヒ
ダニ」などの家庭内に生息するダニとは種類が異なります。 

フタトゲチマダニなどのマダニは、固い外皮に覆われた比較的大型(吸血前で3~4mm)のダニで、主に森林や草地などの屋外に生息しており、市街地周辺でも見られます。

 

 <感染予防方法>

 感染を防ぐためには、マダニに咬まれないようにすることが重要です。 

  • 農作業や野外活動で草むらや藪など、マダニが生息する場所に入る際には、長袖の服、長ズボン、
    足を完全に覆う靴を着用して肌の露出を少なくしましょう。
  • 屋外活動後はマダニに刺されていないかどうか確認しましょう。
  • 吸血中のマダニを見つけた場合は、無理に除去せず、医療機関で処置しましょう。 

 

 マダニに咬まれた後に、発熱等の症状があった場合は、医療機関を受診しましょう。

 関連情報

 厚生労働省HP(重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について)

 国立感染症研究所HP(外部リンク)

 全数報告の4類感染症【医師届出様式】

 SFTSウイルスの国内分布状況(H26年2月25日報道発表)

 マダニ対策(国立感染症研究所昆虫医科学部)(PDF:3,103KB

 

お問い合わせ

南丹広域振興局健康福祉部 南丹保健所

南丹市園部町小山東町藤ノ木21

ファックス:0771-63-0609

nanshin-ho-nantan-kikaku@pref.kyoto.lg.jp