平成30年度第4回「京都丹波ビジョン懇話会」を開催しました。
日時
平成31年1月21日(月曜日)10時00分~11時40分
場所
南丹広域振興局亀岡総合庁舎第2~4会議室
出席者
京都丹波ビジョン懇話会委員(8名)
結果
「新総合計画」及び「新地域振興計画」の骨子案等を説明し、「新地域振興計画」骨子案について承認された。
概要
1.「新総合計画」の骨子案及び策定スケジュールについて
企画振興室副室長から、前回の京都丹波ビジョン懇話会の内容確認・振り返りと合わせ、「新総合計画」の骨子案及び策定スケジュールについて、資料により説明。
2.「新南丹地域振興計画骨子案」について
企画振興室長から、新南丹地域振興計画の骨子案、「『京都丹波』強みを活かす横断プロジェクト」について資料により説明。
3.意見交換(委員からの主な意見等)
【計画全般】
- 各振興局の共通課題については、本庁の総合計画を盛り込むこととし、各振興局は、個々の課題に絞って地域振興計画でしっかり記述していくべきである。
- 本庁の総合計画と地域振興計画、市町の振興計画との関係性をどのようにとるかを考える必要があり、地域振興計画では、個々の市町ではできないものを取り上げる必要がある。
【施策の基本方向関係】
<観光・産業振興>
- 京都市内には観光客が多く、いかにして南丹管内に誘導していくかが課題であり、鉄道インフラを核とした地域交通網の確保について、もっと記述してほしい。
- 鹿の被害で、森林が荒れたり、河川も荒れてきている。自然を「資源」として考えるなら、森林資源の育成・継承、災害対策の視点からの林業振興について、記述してほしい。
<スポーツ・文化・福祉>
- 京都スタジアム(仮称)周辺には歴史的な遺産もあり、健康ウォーキングコースに位置付けるなど、スポーツと文化財を融合させることが大切である。
- 前回の懇話会の意見であった共生社会などについて触れてくれたことは良いと思う。少数の人達の意見を地域の中で発信できる場をつくることが必要である。
<移住・定住>
- 移住・定住について、住まい、仕事、子育てを一緒に記述しているが、教育には様々な課題があり、一緒に記述することで内容が薄く感じられる。
- 地元に住み続けてもらうために、若者達をターゲットにキャリアアップ教育などを強化できないか。高校生の時期に、キャリアについて考える場が必要ではないか。
<その他>
- NPOや地域活動団体との連携等について、骨子案に盛り込まれていないが、民間との協働事業についても計画の中で入れてほしい。
- 南丹管内は、森の京都であるので、もっとしっかりと『森』について触れて、対策をとっていくべきだ。森が荒れてしまうと他の地域にも影響を与えてしまう。
【横断プロジェクトについて】
- 骨子案として、5つの柱があり、「食」、「スポーツ」、「自然・歴史文化」の横断プロジェクトが別に設定されているが、別のものではなく、横断プロジェクトが5つの柱にどういった関わりをしていくかを検討し、地域振興計画に盛り込んでいくことが大切であり、是非考えてもらいたい。