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二見ケ浦図 豊景画  明治初期
遠浅で白砂の二見浦海岸は、神宮奉仕の者や参詣者が身を清める垢離(こり)の場ともいわれました。夫婦岩(めおといわ)は、沖合にある神の石の神門とされる2つの岩で、大岩は9メートル、小岩は4メートル、岩上に小鳥居を立て、ふたつの岩の間に注連縄がはりだされています。毎年3回(5月5日・9月5日・12月第3日曜)張り替え神事があります。
作者と思われる喜多村豊景は伊勢の人です。