更新日:2017年9月13日

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南丹地域

11.亀岡市倉谷(くらだに)集落協定[協定面積12ha、協定参加者20人、1団体]

  • 安心・安全な農道へ

農家が高齢化する中、当集落は急傾斜が多く非常に危険であり、切実な問題であった。そこで、本交付金を活用して、ほぼ全路線の農道舗装を実施することで、安心して行き来ができる農道の実現を目指している。地域住民の安全のため、集落ぐるみで話し合いを進め、支え合いながら、集落協定に掲げる活動目標に向かって精力的に取り組んでいる。

舗装された農路

協定農用地

 

12.亀岡市千ヶ畑(せんがはた)集落協定[協定面積20ha、協定参加者32人、1団体]

  • 活力ある農業を目指して

高齢化と農業後継者不足が進む中で、優良農地の保全と有効利用を図り、安全な農産物を生産するために、農業者との話し合いの中で全集落農業者参加のもと、活力ある農業を作ることを目標にして活動している。主な事業内容としては、味噌の加工販売、共同機械利用、獣害防護柵の設置と管理、山蕗等の地域特産物の試験栽培などを行っている。我々自身で考えて、出来る者で行動を起こすことで活路も見いだせるものとの意気込みで、農地の効率的な利用を目指している。

黒大豆と禅寺みそ

協定農用地

 

13.南丹市神谷(かんだに)集落協定[協定面積3.5ha、協定参加者14人、1団体]

  • 農作業の負担軽減につながる仕組みづくり

過疎化や高齢化が進み、農地の維持管理が困難となってきている中、農地の所有者、耕作者、農事組合が協力して草刈り作業を実施する仕組みづくりを行い、農地の保全に努めている。
また、昨年の夏には、京都府の事業を活用してボランティアを受け入れ、都市住民とともに草刈りなどの作業を行った。その後の交流会では、地元の食材が振る舞われ、都市住民との交流を図りながら、地域の魅力発信にも取り組んだ。

農地の草刈作業

 

14.南丹市南大谷(みなみおおたに)集落協定[協定面積19.4ha、協定参加者26人]

  • 耕作放棄地の発生防止

 集落全体で農地を守る活動を行っている。

協定農用地

協定農用地

 

15.南丹市神吉下(かみよししも)集落協定[協定面積23.5ha、協定参加者50人]

  • 新規就農者の確保や認定農業者の育成

高齢化による担い手不足を市外からの新規就農者を受け入れ、京みず菜を栽培しており、ハウス団地を形成し、農地を守っている。

ハウス団地

京みず菜

 

16.南丹市生畑(きはた)集落協定[協定面積13.8ha、協定参加者32人]

  • 耕作放棄地の発生防止及び担い手の育成

地域の壮年9名が集まり交付金を活用し、農村の活性化や生きがいづくりを主目的として農業集団『楽生会』を立ち上げた。高齢化による耕作放棄地約1haを水稲班、野菜班、黒豆班に分かれ、収益性に固執しない地域農業の担い手集団として生産活動をしている。また、他にも景観作物の植付等も行っている。

黒豆苗の移植

景観作物の植付

 

17.京丹波町西階(にししな)集落協定[協定面積20.5ha、協定参加者28人、2団体]

  • 施設管理コストの軽減

集落内農道を計画的に舗装することで、維持管理の軽減や営農活動の向上を図るとともに、農地畦畔にコスモスを植え付けることで、景観づくりを推進している。

農道の舗装状況

農地畦畔へのコスモスの植栽

 

18.京丹波町下蒲生(しもこも)集落協定[協定面積13.6ha、協定参加者24人、2団体]

  • 特産物の品質向上

特産物である黒大豆の作付けを行っている当集落では、交付金を活用して、黒豆選別機を購入し、営農意欲の向上に努めている。

黒大豆用選別機

 

19.丹波町尾長野(おながの)集落協定[協定面積6.8ha、協定参加者21人、1団体]

  • 土作りによる農地の生産力の持続

水稲や、特産物である黒大豆の作付けを行っている当集落では、交付金を活用して、土作りにおける堆肥施用を行い、生産力の維持に努めている。

堆肥散布状況

黒豆の作付け状況

 

20.京丹波町粟野(あわの)集落協定[協定面積13.4ha、協定参加者25人、1団体]

  • 共同防除の省力化

農業用施設の維持管理や、有害鳥獣対策(被害防止柵設置)費用に交付金を活用するとともに、ラジコンヘリを使った水稲の仕上防除を共同で取り組むことで、作業労力の軽減を図り、営農意欲の維持につとめている。

水稲仕上げ防除のラジコンヘリ

 

 

21.京丹波町質美(しつみ)集落協定[協定面積56.7ha、協定参加者114人、1団体]

  • 広域(旧村)的な共同活動の実践と交流活動の充実

有害鳥獣対策費や水稲の共同防除、水路の修繕等に対して交付金を活用し、営農意欲の向上を図るとともに、収穫物の品評会や即売会などを行うふれあい祭りを開催し、都市農村交流を推進している。

ふるさと祭り品評会の様子

〈給水路〉頭首工の修繕

 

 

22.京丹波町長瀬(ながせ)集落協定[協定面積14.4ha、協定参加者36人、2団体]

  • 施設の適切な機能保全

水稲作付けにおける利水をため池に依存する当集落では、年2回の除草作業に交付金を活用し、維持管理意欲の維持に努めている。

ため池堤防の除草作業

ため池堤防の除草作業

 

 

23.京丹波町本庄(ほんじょう)集落協定[協定面積3.3ha、協定参加者14人、2団体]

  • 小学校との連携

水路、農道の維持管理への交付金活用をはじめ、集落内の休耕田を利用し、地元小学校との連携により学校農園の運営を行うことで、農地管理に勤めている。

 

農業用給水路の除草作業

地元小学校と連携した学校農園

 

お問い合わせ

農林水産部農村振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5039

noson@pref.kyoto.lg.jp