更新日:2017年9月13日

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中丹地域

24.福知山市三岳(みたけ)集落協定[協定面積84.1ha、協定参加者154人、15団体]

  • 多様な組織で農地を守る

少子高齢化による農業後継者の田舎離れ、担い手の不足が懸念される中、地域の農業への関心を高め、同時に地域の活性化を図るために、山の芋丼やキュウリの加工品などの「さとの駅みたけ」での販売や草刈りボランティアの受け入れ、非農家を含めたグループでの山フキの栽培やひまわり栽培など様々な活動を行っている。

 

山の芋丼山の芋丼

草刈ボランティア草刈ボランティア

 

25.福知山市野笹(のざさ)集落協定[協定面積10ha、協定参加者27人、1団体]

  • ため池を活かした村づくり

集落内にあるため池でスイレンを栽培しており、年に一度スイレン祭りを開催し地区内外から多くの人を集めている。
また、隣接する別のため池はビオトープとしてメダカを飼育しており、ため池を中心として非農家や地区外との連携を深め活気ある村づくりを行っている。

 

ため池周辺の草刈ため池周辺の草刈

 

26.福知山市川合地域農場づくり協議会集落協定[協定面積43.9ha、協定参加者131人、1団体]

  • 小規模・高齢化集落の支援

第三期対策開始をきっかけに、これまで過疎・高齢化により中山間地域等直接支払制度に取り組むことのできなかった集落を加え、5集落で活動を行っている。小規模・高齢化集落支援加算に取り組み、核となる農事組合法人かわいを中心としてこれまで耕作されていなかった農地を復旧し小豆やそばの栽培を行っている。

 

耕作されなくなった農地の復旧耕作されなくなった農地の復旧

地区中心部地区中心部

 

27.福知山市畑(はた)集落協定[協定面積36.1ha、協定参加者85人、1団体]

  • 地域営農の法人化

地域の特色を生かした営農を確立するため、独自に有機堆肥の購入や果樹苗の購入に対して補助を行っている。また、地区内の観光マップを作成し地元の資源を生かし地区内外の非農家との交流・連携を大切にしている。

 

 

28.福知山市毛原(けわら)集落協定[協定面積5.2ha、協定参加者12人]

  • 都市住民との交流促進

「日本の棚田百選」に選定された当集落において、棚田農業体験ツアー、棚田オーナー制度を行い、都市住民の参加協力を得て、遊休農地の有効利用と集落の活性化が図られている。また、これをきっかけに移住者が生まれ、ブルーベリー体験農園が開設されるなど、さらなる都市住民との交流が生まれている。

 

棚田農業体験ツアー棚田農業体験ツアー

 

29.福知山市西部(さいぶ)集落協定[協定面積5.3ha、協定参加者数20人]

  • 桜の名所を目指して

過疎・高齢化が進行し農地の維持が困難になりつつある中、集落内の景観形成と活性化を目的に平成25年から桜の植樹を行っている。

 

桜の植樹作桜の植樹作業

コスモス等の景観作物の栽培コスモス等の景観作物の栽培

 

30.舞鶴市与保呂(よほろ)集落協定[協定面積31.4ha、協定参加者89人、3団体]

  • 農業生産法人との連携による荒廃農地の発生防止

与保呂集落を中心に活動する農業生産法人「株式会社よほろファーム」と連携し、自分での耕作が困難になった農地を引き受け、農地の荒廃化を防いでいる。
また、収穫祭を開催して、生産意欲の拡大につなげている。

 

地域で開催している収穫祭地域で開催している収穫祭

不耕作地の復旧不耕作地の復旧

 

31.舞鶴市杉山(すぎやま)集落協定[協定面積6.7ha、協定参加者21人]

  • 耕作放棄地の復旧と市民農園の開設
  • NPO法人の設立とコミュニティビジネスの展開
  • 高付加価値型農業の実践<新規作物として地酒用酒米づくり(5百万石)を実施>

耕作放棄地の復旧と市民農園の開設による地域住民と市街地住民の協働から発展したNPO法人「名水の里杉山」が、集落で栽培した酒米と地域の名水を使った地酒「大杉」を販売している。また、さとボラ(ふるさとボランティア)を活用して、わさび園の復旧を図った。

 

復旧農地で市民農園開設復旧農地で市民農園開設

地酒「大杉」地酒「大杉」

 

32.舞鶴市赤野(あかの)集落協定[協定面積15.9ha、協定参加者36人]

  • 多面的機能の増進<あじさいの植付けを通して良好な景観を形成

あじさいで知られる舞鶴自然文化園に向かう道沿いにある同集落において、あじさいを植樹することで、集落を超えた広域的な地域の良好な景観を形成に貢献する。

 

コスモスの種まきコスモスの種まき

あじさいの手入れあじさいの手入れ

 

33.舞鶴市西方寺(さいほうじ)集落協定[協定面積8.2ha、協定参加者18人]

  • 雲の上の集落で新たな担い手を確保し活性化を図る

若年層の地域への定着を促すためには、各施策が一体的に取り組むことが必要であることから、本交付金により受け入れ環境の整備として、共同利用機械購入、シカやイノシシなどの獣害対策に取り組んできた。
一方、集落を訪れてもらうことが、人材呼び込みの裾野を広げることにもつながることから、都市住民に田舎暮らしや農業体験をしてもらうため、棚田オーナー制や農作業体験、地域資源である赤岩山の登山口にあたる立地条件を活かし、都市農村交流にも取り組んでいる。
このような取組を通じ、集落外からの新規就農者や帰農した人の数は、着実に増えてきている。

 

都市住民との交流都市住民との交流

有害鳥獣害防護柵の設置有害鳥獣防護柵の設置

 

34.舞鶴市真壁(まかべ)集落協定[協定面積4.8ha、協定参加者24人、1団体]

  • 地域の力で耕作放棄地を防止する

自分で耕作ができない方が増えつつある中、真壁営農組合を中心に自分で耕作できない農地について農作業を受託し、耕作放棄地の発生を防いでいる。
水稲、小豆、そばを作付しており、地元の子どもとその保護者に小豆の収穫体験をしてもらい体験を通して農業学習を実施している。
また、収穫体験で収穫したもので収穫祭を実施し、地域住民との交流にも取り組んでいる。

 

水路の草刈り作業水路の草刈り作業

小豆の収穫体験小豆の収穫体験

 

35.綾部市上八田(かみやた)集落協定[協定面積36.7ha、協定参加者55人、4団体]

  • 農業生産法人の設立・育成

従来から農地集積に貢献してきた、地元の農業者で構成される農作業受託組織上八田ファミリー農場を念願の法人化に結び付けた。この法人を軸として集落内の耕作放棄地発生防止・集積化に努めていく。
また、特別栽培米や京都府が作付を推進する酒米の生産にも取り組み、価値の高い稲作経営を目指している。

 

設立総会設立総会

 

36.綾部市中川原(なかかわはら)集落協定[協定面積7.4ha、協定参加者24人、6団体]

  • 集落内農業環境の整備

地元の農業者を中心とし、毎年度集落内農道のコンクリート舗装を行なっている。農作物運搬を容易にし、また安全に通行できるよう取り組んでいる。
また、用水確保を目的とした水路補修や、鳥獣害防止対策として電気柵を設置されるなど、集落内の農業環境を整備している。

 

農道舗装1農道舗装1

農道舗装2農道舗装2

 

37.綾部市和木(わぎ)集落協定[協定面積8.5ha、協定参加者42人、8団体]

  • 地場産農産物の加工・販売による集落の活性化

地場産農産物の加工・販売として、集落産の梅(ほかにも味噌)を加工・販売する和木町農林振興組合を立ち上げ、地元の祭りや観光案内所、温泉の販売コーナーや、地産地消のイベントで販売している。和木集落の加工品のPRと収益向上を図り、集落の活性化につながっている。

 

販売活動販売活動

梅干しづくり梅干しづくり

 

38.綾部市瀬尾谷(せおだに)集落協定[協定面積3ha、協定参加者17人]

  • 遊休農地を活用した景観作物の栽培

多面的機能を増進する取り組みのなかで、集落内の遊休農地などの景観保持に努めるため、コスモス(約450平方メートル)を栽培した。
また、新規作物として黒瓜を栽培し、奈良漬加工したものを地元特産品の「瀬尾谷漬け」として地場産農産物の販売振興に力を入れている。

 

コスモス栽培コスモス栽培

新規作物の黒瓜新規作物の黒瓜

 

 

お問い合わせ

農林水産部農村振興課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5039

noson@pref.kyoto.lg.jp