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R4年度 普及に移す試験研究成果一覧 | |||||
担当研究部 | 連絡先 | 試験研究課題名/キーワード | 概 要 | 詳細 | |
1 | 農林センター 栽培技術開発部 丹後農業研究所 (丹後特産部) |
0772-65-2401 |
京都オリジナル早生良食味米新品種の特性を最大限発揮する栽培方法の確立 |
京都府オリジナル米「京式部」の 安定的な品質の確保に向け、移植時期、栽植密度、収穫適期及び施肥体系を明らかにした。 | PDF(PDF:1,292KB) |
2 | 農林センター 環境部 |
0771-22-6494 | 開発農地における新規作物の導入(3) 秋期畝立てマルチ越年春作付け-初夏出荷体型を実現する施肥技術の検討 キーワード: ・ハクサイ ・肥効調節型肥料 |
丹後開発農地では4月~6月中旬の換金作物が求められており、初夏どりハクサイが有望であるが、春先は融雪の影響でほ場での作業に影響があるため、安定生産に向けた栽培体系の確立が必要。当研究課題では、肥効調節型肥料等を利用し、丹後地域に適した秋期畝立て基肥全量施肥技術を開発。 | PDF(PDF:1,484KB) |
3 | 農林センター 環境部 |
0771-22-6494 | 新規発生害虫ネギハモグリバエ別系統の発生生態の解明と防除技術の確立 キーワード: ・ネギハモグリバエ ・地理的分布 ・発育所要日数 ・薬剤殺虫効果 ・寄生バチ |
ネギハモグリバエバイオタイプB(別系統、以下B)のバイオタイプA(従来系統、以下A)との発生生態及び防除対策の違いは不明であった。京都府内での地理的分布を調査し、府内では Bの発生が優占であることと、発育所要日数、薬剤殺虫効果および寄生バチについて、 Aとの違いを明らかにし、防除対策の提案を可能にした。 | PDF(PDF:1,360KB) |
4 | 農林センター 森林技術センター (森林部) |
0771-84-0365 |
低コスト植林に適した小型化・軽量「コンテナ苗」の開発
キーワード:
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造林コストの低減に向けて、植え付け作業の手間が削減できるコンテナ苗は有望とされるが、一方で価格が高くコンテナ重量が重いことが課題となっていた。当研究では、種子の直播きで育苗期間を短縮することにより育苗コストの削減が可能で、運搬しやすいようにコンテナのサイズを小型化しても苗高の成長に差は出ないことを確かめた。 | PDF(PDF:1,996KB) |
5 | 農林センター 森林技術センター (森林部) |
0771-84-0365 |
画像等を活用した丸太情報の見える化と木材流通のスマート化 キーワード: |
木材流通の合理化のためICTの活用が求められている。当研究では、現場で撮影した画像から丸太の本数等の解析と、丸太の固有振動数を測定し強度を推定するアプリをスマホ搭載型として開発した。さらに、現場実装試験を行い運搬取引において検収作業等が効率化できることや、丸太の強度選別が木材市場等での販売に活用できることを示した。 | PDF(PDF:1,624KB) |
6 | 農林センター 丹後農業研究所 |
0772-65-2401 |
丹後地域における産地強化のための果樹複合経営の確立
キーワード: |
果樹農家の経営を強化するためには、「二十世紀」の一部を販売単価や消費者嗜好の高いブドウに転換することが有効である。そこで、ナシ棚を活用してブドウ簡易雨よけ施設に改造し、資材費が従来 の約二分の一となる低コスト化を実現した。 | PDF(PDF:1,788KB) |
7 | 農林センター 茶業研究所 (宇治茶部) |
0774-22-5577 | 消費拡大に向けた特徴ある宇治茶の品質特性の解明(1) キーワード: ・てん茶 ・抹茶 ・玉露 ・機能性成分 |
高品質なてん茶は近年需要が伸び悩んでおり、機能性情報による付加価値向上、需要拡大が必要。当研究課題では、府内産てん茶・抹茶・玉露は高品質なものほど、テアニン(リラックス効果)やアルギニン(動脈硬化改善)、ポリアミン(抗炎症効果)等の機能性成分が多く含まれていることを明らかとした。 | PDF(PDF:1,526KB) |
8 | 農林センター 茶業研究所 (宇治茶部) |
0774-22-5577 |
消費拡大に向けた特徴ある宇治茶の品質特性の解明(2) キーワード:
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高品質なてん茶は近年需要が伸び悩んでおり、機能性情報による付加価値向上、需要拡大が必要。当研究課題では、テアニン(リラックス効果)、アルギニン(動脈硬化改善)、ポリアミン(抗炎症効果)が、機械摘み仕立てと比較して自然仕立てに多く含まれていること、施肥量に依存するが、慣行量以上では比例的には増加しないことを明らかにした。 | PDF(PDF:1,438KB) |
9 | 農林センター 茶業研究所 (宇治茶部) |
0774-22-5577 |
開封後もおいしく飲める緑茶の常温保管条件の解明と簡易保管方法の開発 キーワード: |
開封後の茶葉はパッケージ袋のまま常温で保管されることが多く、茶葉は1~2週間で劣化する。当研究課題では100g入りの茶葉を1ヶ月で飲み切ると想定し、1か月間美味しく飲める茶葉の保管方法を調査した。そして保管時の温度環境等によって、3種類の保管方法を提案した。 | PDF(PDF:2,810KB) |
10 | 生物資源研究センター 応用研究部 |
0774-93-3527 |
収穫適期が長いSMV抵抗性「京 夏ずきん」の育成
キーワード: |
枝豆『京 夏ずきん』(構成品種:「夏どり丹波黒2号」)は収穫期間が短いため、収穫遅れに伴う黄化莢が発生する。また、ダイズモザイクウイルス(SMV)抵抗性を持たないため、収量・品質面の低下が問題となっている。当研究課題では、交配育種により黄化莢の発生が遅く長期間収穫可能なSMV抵抗性品種を育成した。 | PDF(PDF:1,403KB) |
11 | 畜産センター 研究・支援部 |
0773-47-0301 |
病原体侵入防止のための畜舎周囲消毒方法の省力化技術の開発
キーワード: |
伝染病の発生予防対策として畜舎周囲の消毒は重要であるが、こまめな反復散布を必要とする消石灰散布は、農家には大きな負担である。そこで、消毒の省力化に寄与する自動消毒剤散布装置を開発した。また、バイオセキュリティレベル向上のためウイルス不活化効果の持続期間が消石灰に比べて4倍長い散布型除菌剤を開発した。 | PDF(PDF:1,889KB) |
PDF(PDF:1,503KB) | |||||
12 | 海洋センター 研究部 |
0772-25-3076 |
ブランド蟹の安定供給に向けた資源管理手法の確立
キーワード: |
ズワイガニ資源を持続的かつ有効に活用するため、未成熟で市場価値が低い雄ガニ(モモガニ)の脱皮・成長過程を明らかにするとともに、モモガニの漁獲規制による成熟した市場価値の高い雄ガニ(ブランド蟹)の増加割合などを計算するシミュレーションモデルを開発。新たな資源管理方策の提案を可能とした。 |
PDF(PDF:1,595KB) |
13 | 海洋センター 研究部 |
0772-25-3081 |
舞鶴湾におけるマナマコ漁業の複合的資源管理手法の開発 キーワード: |
2種類のナマコ漁業(桁網、潜水)が混在する舞鶴湾において、ナマコ資源を効率的に利用し、持続的なナマコ漁業を実現するため、それぞれの漁業における理想的な漁獲率を推定。新たな資源管理方策の提案を可能とした。 | PDF(PDF:1,627KB) |
14 | 海洋センター 研究部 |
0772-25-3076 | 画像認識による有用水産物検知システムの開発 キーワード: ・画像認識 ・AIシステム ・資源評価 |
資源評価魚種の増加に対応し、効率的な漁業操業に役立てるため、海底映像からズワイガニなど複数種類の底生生物を自動検知するAIシステムをNECソリューションイノベータ社と共同で開発。資源調査のスピード化、低コスト化を実現。 | PDF(PDF:2,820KB) |
京都府農林水産技術センター |
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