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丹後ちりめんの技術を生かした「空気の流れ検知装置等」の特許取得

丹後ちりめんの技術を生かした薄布のよる空気の流れ検知装置及びこれを用いて演出効果を生み出す映像・音響システムが、特許を取得しました。(発明の名称:空気の流れ検知装置ならびにそれを用いた映像・音響システム(特許第7359351号)

本発明は、吊るした薄布が微風でも揺れ動く特徴を活用し、風力・風速計で計測できないほど小さい空気の流れも電気的に検知するものです。またこの電気信号を二次利用し、薄布が揺れ動くと、インタラクティブに映像、音楽、照明等を制御します。

例えば薄布が揺れ動くことで変化する映像を布自体に投影すると、布の動きと映像の変化がシンクロナイズした視覚効果が得られます。このため現在までに、展示会ブース、店舗、アートイベント等の空間演出や、実験設備の空調センサ等として当センターにニーズが寄せられています。

今後は、特許発明を活用される事業者を開拓し、織物の新産業創出に取り組みます。興味のある方は、当センターまでご連絡ください。(電話:0772-62-7402、担当:徳本)

 

模式図《発明の模式図》

《布の動きと映像の変化がシンクロナイズする様子(当センターYouTube)》

お問い合わせ

商工労働観光部産業労働総務課 織物・機械金属振興センター

京丹後市峰山町荒山225

ファックス:0772-62-5240

oriki-kikakurenkei@pref.kyoto.lg.jp