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丹後ちりめんの技術を生かした薄布で空気の流れを検知し、これを用いて映像や音楽の演出効果を生み出すシステムについて特許を取得しました。
本発明は、吊るした薄布が微風でも揺れ動く特徴を活用し、風力・風速計で計測できないほど小さい空気の流れも電気的に検知するものです。またこの電気信号を二次利用し、薄布が揺れ動くと、インタラクティブに映像、音楽、照明等を制御します。
薄布が微風で揺れ動くと、布の動きと映像の変化がシンクロナイズした視覚効果が得られるため、展示会ブース、店舗、アートイベント等の空間演出や、実験設備の空調センサ等としてニーズが寄せられています。
今後は、特許発明を活用される事業者を開拓し、織物の新産業創出に取り組みます。興味のある方は、当センターまでご連絡ください。(電話:0772-62-7402、担当:徳本)
《発明の模式図》
《空間演出の事例(当センターYouTube)》
お問い合わせ
商工労働観光部産業労働総務課 織物・機械金属振興センター
京丹後市峰山町荒山225
電話番号:0772-62-7400
ファックス:0772-62-5240