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行政の先輩職員

経歴の所属名は、発令当時のものです。(組織改正により、現在の所属名と異なる場合もあります。)

渡邊 一蔵(平成26年度採用 試験区分:行政)

渡邊

経歴

平成26年度入庁
平成26年10月 産業労働総務課 企画・地域戦略担当
平成30年6月 文化芸術課 文化の人づくり係 現在

文化創造

「次世代への継承」を支える仕事

京都府職員を志望した理由は?

地域の課題解決や魅力の発信に興味があり、幅広い業務にチャレンジしてみたかったためです。
学生時代、特に京都のものづくり産業に興味があり、京都府庁を志望しました。

現在、担当されている業務について教えてください。

全国高校生伝統文化フェスティバルの運営業務を担当しています。
この事業は、次世代への伝統文化の継承、発展を目的として、日本の伝統文化に勤しむ全国の高校生が一堂に会して開催される文化事業です。
ふぇす
 

1番印象に残っている仕事は何ですか?

令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大の最中であり、フェスティバルの開催を取り止める案もありました。
しかし、このイベントは、部活動が制限されている高校生の励みの場となり、目標とする場を提供するという意味においても開催する意義が大きいこ
とから、十分な安全対策を講じた上でイベントを開催する決断に至りました。
魅力あるイベントの開催に向けて、様々な方面から意見を伺い、感染症対策を講じながら企画調整を進めていきました。
その中でも、今回からの新たな取組として、全国の高校生をオンラインでつなぎ、部活動の成果をYouTubeライブで配信することが決まりました。しかしながら、出演者は勿論、運営に携わるスタッフ全員にとって初めての試みであり、試行錯誤を繰り返しながらもなんとか無事終えることができ、関係者一同胸をなでおろすとともに、大きな達成感を味わうことができました。
コロナ禍での開催であり、多くの課題に直面しながらも、関係者と協力しあい、最後まであきらめず、目標へと向かう大切さを学びました。
イベント
(イベント準備の様子。多くの関係者と協力して一つの目的に向かうことも、イベント業務の醍醐味です。)

仕事のやりがいは何ですか?

参加する高校生の皆さんが、このフェスティバルを目標に日々精一杯取り組み、イベントを終えた後、「今後も伝統文化の取組を続けたい、後輩にもつなげていきたい」と言う声を聞いたとき、次世代へとつながる取組に携わることができたと実感し、やりがいを感じました。

休日や退庁後の過ごし方は?

府庁サッカー部に所属し、月に1回は練習や試合で汗を流しています。

現在の仕事を通じて、京都府をどのようにしていきたいですか?

京都の歴史の中で育まれた地域の伝統文化、新たに創造される文化活動の維持・継続、そして発展へと貢献したいと思います。
特に、伝統文化に馴染みが少ない若い世代に向けた「きっかけ」づくりを行っていきたいと思います。

受験される方に向けたメッセージをお願いします。

是非、京都府庁で一緒に働きましょう。

(令和3年1月取材)

 

お問い合わせ

人事委員会事務局 

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5638

jinjii-soumu@pref.kyoto.lg.jp