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農業の先輩職員

経歴の所属名は、発令当時のものです。(組織改正により、現在の所属名と異なる場合もあります。)

上山 圭子(平成13年度採用)

 経歴

平成13年4月 丹後農業改良普及センター
平成17年4月 京都乙訓農業改良普及センター
平成21年4月 農政課企画政策担当

 

 

 

 現在、主に担当している業務について教えてください。

 私の担当業務は、主には、農林水産京力(きょうりょく)プランの進行管理、運営目標の策定のとりまとめなどがあります。
 農林水産京力プランは、農林水産業の10年後のめざす姿と施策展開方向を示した計画で、平成23年3月に策定しました。運営目標の進捗や数値目標の達成状況等を把握するとともに、プランの視点に即した展開ができているか、学識経験者、マスコミ関係者、生産者等で構成する「農林水産京力プラン外部評価委員会」で点検・評価していただき、常に府民目線で見直します。

 入庁前と入庁後で、府職員や仕事に対するイメージはどう変化しましたか?

 公務員は型にはまったルーチンワークをしているというイメージがありました。しかし、南北に長い京都府は、地域の特性や農家の気質が異なるため、状況や地域に応じた柔軟な対応が必要です。さらに、近年、農業を取り巻く環境が大きく変化する中、経済のグローバル化も見据えた新たな対応と役割が求められています。今は、広くアンテナを張って情報収集をしながら、激しく変化する環境に応じて仕事も変化させていく必要性を実感しています。

 仕事をする上で心がけていることはどんなことですか。

 技術職は専門用語を使用することが多く、府民の方に対しても、専門用語等難しい言葉を使った説明をしてしまうことがあります。広報の担当をした時に、子どもからお年寄りまで幅広い府民の方にわかりやすい言葉を使って伝えることの難しさを実感しました。
 農業や農村の大切さや魅力をより多くの府民の方に理解していただけるよう、見やすくわかりやすい情報発信を心がけています。

 受験される皆さんへのメッセージ

 農業職には京都府の農業政策を企画・立案し、事業化する行政部門、農産物の高品質化や品種改良など新たな農業技術を開発する研究部門、行政施策や技術を農家や農村に推進し、普及させる普及部門があります。
 安心でおいしい農産物の供給といった生産面のみならず、将来を担う子どもたちに対する食育、農山漁村の自然や景観、食文化、伝統文化の継承など、持続可能な社会をつくり出す中で府民の方に豊かな生活を送っていただくための大切な仕事を担っています。
 みなさんのすばらしい能力と熱意をこの仕事にぶつけてみませんか? 

(平成24年5月取材)

 

お問い合わせ

人事委員会事務局 

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