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日本クリのルーツ・大粒でまろやか
丹波クリの歴史は古く、平安時代に遡ることができ、丹波クリは日本のクリのルーツといわれている。
府内のクリの生産量は、最盛期の昭和53年の1,500トンから平成10年の200トンと約7分の1にまで減少するとともに、小粒化や病虫害果など品質の低下が大きな問題となっている。
高品質なクリの需要が根強いことから、低品質化している粗放クリ園の品質向上を図るため、新植や改植の推進、整枝・剪定、施肥、病虫害防除などの栽培管理を行うよう啓発に努めている。
また、安定出荷を推進し足腰の強い産地形成を目指しているところである。
一部の主産地では、生産・流通・加工の基盤を重点的に整備し、「ブランド産品出荷」の取り組みも進めている。
丹波クリの産地:船井郡京丹波町、南丹市、綾部市、福知山管内他
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