第2回青少年健全育成施設のあり方検討会議概要
日時・場所
平成20年8月11日(月曜) 14時~16時
京都府庁2号館6階第3会議室
出席委員
神﨑参与(座長)、村上参与、
遠藤委員、太田委員、岡嶋委員、田中委員、藤原委員、山内委員
検討事項
- 青少年の島(戸島)の存廃について(考えられる方向性と論点整理)
- 青少年山の家の概要について(事務局説明)
主な発言
1.青少年の島「戸島」
安全性の確保
- 井戸水については、キャンプ場としては飲用可能な状態に整えるのが最低限必要。ただし、最適な手法については再検討することが必要。
- 電源の確保も危機管理上必要。ただし、太陽光発電しかないのか、最適な手法を再検討することが必要。(海底ケーブルによる電気の引き込みなど)
- 設備を設置する場合は、毎年のメンテナンス経費も考慮すべき。
- 2カ月間しか開島しないのであれば、設備の傷みも早くなるし、総コストも割高になる。
安全性の確保には多額の経費がかかるのか、再精査が必要。
その他
- 青少年の健全育成施設はあった方がいいので、まずはできる限り残すような方策を検討したほうがいい。
- 戸島では遊泳が禁止されており、またカヌーの整備も難しいため、カッターボートが唯一、海上での体験活動ができる用具であり、これは戸島の特徴。更新は必要。
- 大幅なリニューアルをしない限り、青少年利用者の減少傾向を止められないと思う(ex.兵庫県の野外活動施設では、多額の整備・運営費をかけ、多様なニーズに対応することで成功)。京都府として大幅な投資ができないのであれば、一時的な原状回復のためだけにコストをかけるべきではない。
今後の方向性
- 「青少年の島」としての再開島は難しいだろう。利用目的の変更は、本委員会の次の段階として、じっくり検討されるべき。
- 閉島後も、自己責任において臨時利用を許可してほしいとの申し出があった際に、上陸許可を行うような方法は検討できないか。
2.青少年山の家
- 次回、山の家管理者からヒアリングを実施。
- 府が山の家に求める目的・役割を考える上で、まず現状の利用者分析をされたい。