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京都府家畜改良増殖審議会肉用牛部会の議事要旨

1 開催日時

平成19年3月16日(金曜日)午後1時30分から午後4時00分まで

 2 場所

京都府職員福利厚生センター3階第2・3会議室

 3 出席者

【委員】
宮崎 昭会長、原 哲男肉用牛部会長、小瀧 茂委員、杉本 好美委員、西田 弘毅委員、村上 武久委員、吉村 豊信委員(以上7名) 2名欠席
【事務局】
地脇畜産課長、大槻参事ほか13名
【傍聴者】
0名

4 議題

(1)あいさつ

(2)審議事項

  「地域に根ざした肉用牛増頭戦略(仮称)中間とりまとめ(案)」について

5 内容


(1)あいさつ

 地脇畜産課長、宮崎会長

(2)審議結果

「地域に根ざした肉用牛増頭戦略(仮称)中間とりまとめ(案)」について
・ 事務局から提案した「地域に根ざした肉用牛増頭戦略(仮称)中間とりまとめ(案)」は、特に異議なく了承された。
・ 主な意見、助言、提案等
<放牧の推進> 
・ 放牧に取り組んだ集落は、放牧による獣害防止効果や荒廃農林地の省力管理を高く評価している。レンタカウ(京都府が貸し出す放牧に慣れた牛)の貸出希望は年々増えているが、レンタカウ利用から農家所有牛による出前放牧に発展させ、増頭につなげるには、誘導策の工夫と強化が必要。
・ 放牧を取り入れた肉用牛繁殖経営の指標(京都版モデル)を作成し、放牧を取り入れることの経営改善効果などを示しながら、普及推進することが重要。
<担い手の確保育成>
・ 酪農家が高齢化に伴い、搾乳作業が必要な酪農部門を縮小し、新たに肉用牛繁殖部門を取り入れる事例が全国的には増えている。京都府でも推進してはどうか。
・ 女性のネットワークもさることながら、中核的な青年(リーダー格の若者)のネットワークづくりができないか。
・ 団塊の世代(50代から60代)をターゲットにした制度・事業も検討すべき。
・ 全国的にはいろいろな事例がある。他府県の成功事例を調査し、京都に取り入れられる手法を検討してはどうか。
<生産基盤の強化>
・ 広く府民に支援してもらう方法、たとえば、繁殖雌牛のオーナー制度などを検討してはどうか。
・ 京都生まれ京都育ちの京都肉の増産・ブランド力強化をいっそう推進するには、生産基盤のさらなる強化は必須。
・ 京都府で飼われている繁殖雌牛の遺伝的能力を把握をした上で、計画的に進める雄牛造成は非常に有効。関係機関の協力・指導を得ながら継続して推進して欲しい。

お問い合わせ

農林水産部畜産課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4982

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