令和7年度第2回京都府男女共同参画審議会の開催結果概要
開催日時
令和7年11月5日(水曜日)午後1時30分から3時まで
場所
出席者
【委員】
伊藤委員、上田(清)委員、斧出委員、各務委員、鈴鹿委員、竹安委員、中村委員、西岡委員、森本委員、安井委員(計10名)
【事務局】
京都府
文化生活部 小林副部長、平男女共同参画課長、川尻参事、本田男女共同参画センターらら京都館長、男女共同参画担当職員等
議題
(1)KYOのあけぼのプラン(第4次)-京都府男女共同参画計画-施策見直し(中間案)について
審議内容(結果及び主な意見)
KYOのあけぼのプラン(第4次)-京都府男女共同参画計画-施策見直し(中間案)について
<主な意見>
- イノベーションの技術開発において、性差の視点を取り入れる発想は新しい視点だと思う。
- 京都府出身の高校生が大学で府外に出ても戻ってきてもらえるように、高校生に対して、授業等を通じ、近い将来を考えてもらえるようなきっかけ作りが必要ではないか。
- 労働基準法違反による是正勧告は国の仕事だが、職場環境づくりの支援等京都府で出来る施策を充実いただきたい。
- 働きやすい職場環境の整備について、中小零細企業では取組が進んでいない。物価高騰の影響を受ける一方で、人手不足のため、人を採用するために、賃金を上げなければならないなど、職場環境の整備まで至っていないため、行政も一緒になって取組を進めていただきたい。
- 災害が起こった際に活用される「スフィア基準」においては、被災後のトイレの配置基準が女性3・男性1の比率とされている。京都府が所管の公共施設のトイレ数も「スフィア基準」に基づき判断いただきたい。
- 生涯を通じた男女の健康意識について、身体の健康に特化し過ぎているのではないか。精神的な健康の視点を踏まえた記載が必要ではないか。
- 京都府から若い女性が流出する問題について、流出する原因を考えていくことが施策を進める上で必要ではないか。
- 外国人の対応について、相談窓口をZOOMを活用した多言語対応など、検討いただきたい。
- 多言語対応は、ゼロから始めるのではなく、今ある多言語対応の相談窓口にジェンダーの視点を持っていただくと、ジェンダーの問題にも対応できるようになるのではないか。