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第5回京都府男女共同参画審議会部会の開催結果概要

開催方法

書類送付による開催(令和2年5月)

(理由)新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため

意見を聴取した委員

赤瀬委員、石津委員、田野委員、中村委員、三木委員、横山委員(計6名)

議題

  1. 第1回から第4回の部会まとめ
  2. 府民意識調査について

審議内容(結果及び主な意見)

1.第1回から第4回の部会まとめ

<主な意見>

  • 「これまで活かしきれていなかった我が国最大の潜在力である「女性の力」を最大限発揮できるようにする」という表現は、女性の力をモノ扱いするかのような誤解を生む可能性がある。
  • 新型コロナウィルス感染症の拡大防止のための、一斉休校期間中に生徒の妊娠相談が急増しており、その背景には自分の身体を大切にする、性の基本知識の不足などがあると指摘されている。女性が中絶による身体的負担を負う状況を回避するためにも性に関する正しい知識を子どものうちから身につける必要がある。
  • 地域活動は女性がするものという表現、子どもを産み育てることを強要するような表現は避けるべき。
  • 平均寿命と健康寿命の差が10歳以上も離れている。健康で人と関わり、自分の出来ることで人の役に立ちたいと思える優しい社会になればいい。

2.府民意識調査について 

<主な意見>

  • 「男性は外で働き、女性は家庭を守るべきである」や「女性が仕事を持つのはよいが、家事・育児も女性がするべきである」といった、「男女の役割や生活に関する意識」に関する設問では、性別の違いがあまり見られないが男女平等の達成度について女性と男性の意識が異なっている。
  • 男性が女性よりも「平等な社会である」と感じている。このことは、男性優位な社会状況を男性が認識していないという問題点を浮き彫りにしている。
  • 固定的な性別役割分担意識は、意識としては薄れているものの、実情は異なっている現状が浮き彫りになっている。
  • 古くからの社会通念、慣習、しきたりは改革に時間がかかるが、男性優遇を認めている是正の努力が必要。

お問い合わせ

文化生活部男女共同参画課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4293

danjokyodo@pref.kyoto.lg.jp