京都府環境審議会の議事要旨
1 開催日時
平成14年11月5日(火曜) 午後1時30分から4時まで
2 場所
平安会館 東山の間(京都市上京区烏丸通上長者町上ル)
3 出席者
【審議会】
平岡会長、半田会長代理、安藤委員、石田委員、岩嶋委員、植田委員、鍵谷委員、倉委員、郡嶌委員、木幡委員、小林委員、小堀委員、鈴木委員、武田委員、辻野委員、戸倉委員、内藤委員、中島委員、中野委員、中村(弘子)委員、中村(一)委員、中室委員、野中委員、坂野委員、廣岡委員、尾藤委員、堀委員、前田委員、松井委員、松本委員、宮垣委員、宮木委員、三輪委員、村上委員、村田委員、山内委員、山本委員、吉田委員、米林委員(計39名)
※上記のうち、次の委員は代理出席
倉委員(代理:泉京都府漁業協同組合連合会総務課長)
小堀委員(代理:細川京都商工会議所産業振興部職員)
松井委員(代理:草川京都市環境局事業部長)
【事務局】
中村企画環境部長、山崎環境政策監、田添不法投棄等特別対策室長、花木環境企画課長、長崎循環型社会推進課長、田辺環境管理課長
【傍聴者】なし
4 議題
(1)産業廃棄物の不適正な処理を防止するための規制制度について
(2)京都府循環型社会形成計画(仮称)について
報告事項
5 審議内容(結果及び主な意見)
(1)産業廃棄物の不適正な処理を防止するための規制制度について
諮問のあった「産業廃棄物の不適正な処理を防止するための規制制度」については、研究会の報告どおり答申することとし、答申文については、会長一任となった。
主な意見
- 不法投棄監視員を増員するとともに、警察との連携を強化し、不法投棄監視を徹底すべきである。
- 不法投棄対策については、府民等と一体となった監視が必要である。
- マニフェストや運搬指示票は、それをチェックする体制を確保することが必要である。
- 排出事業者は、産業廃棄物の処理を処理業者に委託すれば終わりではなく、処理の最後まで責任をもたせるべきである。
(2)京都府循環型社会形成計画(仮称)について
内藤企画部会長から、「京都府循環型社会形成計画(仮称)」(案)について、報告があり、委員の意見に基づき、一部修正の上、答申することとし、答申文・計画等の文言整理は会長一任となった。
主な意見
- 市町村においては、分別を徹底し、リサイクルを行えば行うほど、その費用がかさむ等の問題も出てきている。今後、循環型社会を構築していくためには、こうしたことについても検討を進め、解決していく必要がある。
- 平成22年度の目標値を達成していくためには、今後の進行管理をしっかり行い、課題や問題点、その解決方法等を明らかにし、それをフィードバックしながら着実に取組を進めていく必要がある。
- 計画案にも掲げられているとおり、目標を達成していくためには、地域に根ざした取組や各主体の協働取組が必要であり、京都府が全国に先駆け、そういう取組を進めていくべきではないか。
- 循環型社会の構築は、今世紀の課題でもあり、また社会実験である。こうした社会実験に各主体が参加しているという意識をもって、取組を進めていただきたい。
- 英語的なカタカナ表現は極力避け、使用する場合は解説を入れるなどし、広く府民等にわかりやすい計画とされたい。
(3)その他報告事項
京都地域公害防止計画の策定について
- 新たな5カ年計画を、環境大臣の同意を得て15年2月目途で策定する旨を報告。