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京都府環境審議会総合政策部会の議事要旨

1 開催日時

平成20年7月25日(金曜) 午前10時から11時40分まで

2 場所

京都ガーデンパレス 「鞍馬」

3 出席者

【部会委員】
浅岡委員、植田委員、三浦代理(大湾委員)、荻野代理(奥原委員)、津田委員、寺島委員、十川委員、内藤委員、碓井代理(星川委員)、増田委員、村上委員、横山委員(計12名)

【事務局】
山内文化環境部長、中井環境政策監、新井環境技術専門監、柴田環境政策課長、その他関係課員

【報道機関】 1名

【傍聴者】  なし

4 議題

(1)部会長の選出について

委員の互選により、内藤正明委員が部会長に選出された。

(2)京都府環境基本計画について

<現行環境基本計画の概要及び進捗状況について>

(下記のとおり事務局から説明が行われた)

 現行基本計画は、人と自然が共生できる歴史と文化の香り高い健全で恵み豊かな環境を保全することを目指し、平成10年度から20年度を計画期間として、平成10年9月に策定。個別の課題については、条例・計画等を策定し取組を進めており、この間、地球温暖化対策条例の制定、不法投棄対策、「環」の公共事業行動計画の策定等により施策を展開している。

<「第三次環境基本計画 超長期ビジョン」について(国の第三次環境基本計画、超長期ビジョン、21世紀環境立国戦略について)>

(下記のとおり事務局から説明が行われた)

 国においては、平成18年4月に第三次環境基本計画が策定された。また、超長期ビジョンにおいては、2050年の我が国の望ましい将来像を描き、それを実現するための施策を検討された。

<「持続可能な滋賀社会ビジョン」について>

(下記のとおり内藤部会長から説明が行われた)

 滋賀県においては、2030年時点での環境の目標を定めた上記ビジョンを策定。温室効果ガスの半減と琵琶湖の再生を2本柱とし、バックキャスティング手法により、プロジェクトを提案し施策を展開するもの。(このビジョンが環境基本計画への反映につながるものとなる。)

<新環境基本計画(環境ビジョン)について>

(下記のとおり事務局から説明が行われた)

 京都府の新基本計画は、自然環境の特徴など京都らしさを活かし、歴史・文化と環境が融合した目指すべき将来像を描く。細かな施策を網羅的に書き込むものとは違ったものにしたい。

<意見交換(主な意見)>

  •  国が、低炭素社会を含めて、どういうビジョンを出すのかを十分参考にする必要がある。その上で、地域として、持続可能なビジョンを作ることが重要。
     「持続可能な社会」は大目標であり、環境基本計画は重要であるが、環境の枠内だけの議論ではいけない。持続可能な社会のビジョンをまず考えて環境基本計画を検討すべきである。
     環境と経済・社会システムを統合的に、という視点は重要であり、環境像が社会像や経済と切り離されるとリアリティを失う。ここをどうするかが極めて重要なところである。
     温室効果ガスの削減については、現在、国に中間目標はないので、よく見極めながら京都の見識としてどう示すかが重要。
  •  「持続可能な社会」という概念は、その背景に地球温暖化問題があるが、現在の市場経済、自由主義社会が行き詰まりをみせており、このままで「持続可能」なのかという社会システムの問題でもある。
     府が環境基本計画を策定するに当たっては、京都府の自然環境・生活環境の特徴や社会経済、歴史・文化等の特色などの観点から、重点的に実施すべき事項、強調すべき事項を書き込むこと。
  •  環境基本計画の議論以外に「京都の知恵と文化を生かした環境懇話会」や「府の新ビジョン策定」と府が今後どういう方向を目指すのかについての議論が3つ同時並行で行われている感があるが、この3つに整合性を持たせ、相互が活かされることが重要である。
     環境について考える上で温暖化問題は全ての基礎であり、例えば2050年で70%~80%減という目標を設定し、そこへリニアにつなぐことが重要である。2050年と現在をつながったものとして社会構造を転換していくことが必要。
     ここ1、2年で世界的に大きな変化を迎えており、国の環境基本計画等に府の特性を加味して京都として取り組んでいくことを示し、府民一体として取り組むべきである。
  •  現行計画の達成状況や問題点、課題を明確にすべきであり、その評価に基づいて新計画を策定すべきである。
  •  都市と農村が共存する京都としては、低炭素社会において農業・農村の機能をどう位置付けるかも議論するべきである。
  •  サツキとメイ型(ゆとり、自然志向)がよい。国もようやく心という言葉を使いだした。「心めぐり物めぐる社会」など物心両面からの循環型社会にする必要がある。
  •  良い計画を作っても、いかにそれをうまく府民に伝えるかが重要である。環境教育等も含め、普及、伝達の仕方も検討するべき。
  •  子どもにも解りやすいものにする工夫があれば良いのではないか。
  •  最近はバックキャスティングでビジョンを描いた上で、ロードマップ(道筋)を描く手法があるので、この環境基本計画でもこの手法を使ってロードマップまで書き込めればよいのではないか。

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府民環境部府民環境総務課

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