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第11回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会

第11回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会の開催結果

開催日時

平成22年3月14日(日曜日)午後1時から5時まで

場所

福知山市大江地域公民館 会議室及び現地

出席者

【委員】 7名(2名欠席)
池上 甲一(近畿大学農学部教授)
川合 茂(舞鶴工業高等専門学校教授)
黒川 直則(京都府立総合資料館嘱託研究員)
東山 憲行(京都府総合教育センター北部研修所研究主事兼指導主事)
田中 俊文(公募委員)
槇村 久子(京都女子大学大学院教授)
森田 愛子(公募委員)
(欠席委員)
池田 有隣(京都工芸繊維大学名誉教授)
村岡 洋子(京都短期大学名誉教授)
【一般傍聴】 3名
【府関係者】 10名
【関係市】 2名
【報道関係】 3名

議事

結果

  • 現地調査により、改修状況や平成16年台風23号出水による被害状況を確認

主な発言内容

  • 会議において
    【委員】
     上流圏域と下流圏域の分け方はどのような理由か。何か特徴があるのか。
    【事務局】
     由良川直轄管理区間の上流端を境に上流を上流圏域、下流を下流圏域としている。特徴としては、都市形成状況、地勢、経済活動が異なる。
    【委員】
     上流には大野ダム等があるが、下流圏域にはダムはあるのか。
    【事務局】
     下流圏域にはダムはない。なお、兵庫県域の由良川二次支川竹田川流域には洪水調節施設がある。また、上流圏域の高屋川支川畑川において洪水調節と水道を目的とした畑川ダムが事業中である。 
  • 宮川にて
    【委員】
     輪中堤とはどのようなものか。また、どこにできるのか。
    【事務局】
     集落を囲むように築く堤防である。ここでは、将来の河道計画に合わせて、住家を守る範囲の施工を予定している。
  • 八戸地川にて
    【委員】
     ショートカットする計画であるが、現川改修は難しいのか。また、改修後は本川とは直角にぶつかるのか。本川への影響はないのか。
    【事務局】
     現川改修に比べ延長が短くなり、府管理河川と市管理河川を合わせて由良川に合流する計画であることから、樋門の統合が図れ、経済的に有利である。また、樋門は本支川の水位差により操作する。由良川とは流量規模やピーク発生の時間も異なることから影響は少ない。
  • 大谷川にて
    【委員】
     平成16年台風23号出水による浸水被害は、どこから始まったのか。調査箇所付近は、区画整理事業前は農地だったのか。
    【事務局】
     JR交差部がネックとなり、その上流側の浸水が早い。また、下流側も未改修となっており、地元は改修を強く望んでいる。土地利用は、区画整理事業により、農地から宅地になった。

今後

  • 次回の検討委員会では、由良川下流圏域の現状と課題、それを踏まえた河川整備の基本的な考え方について議論を予定

お問い合わせ

建設交通部河川課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6312

kasen@pref.kyoto.lg.jp