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第13回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会

第13回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会の開催結果

開催日時

平成22年11月14日(月曜日)午後1時30分から4時まで

場所

京都府福知山総合庁舎

出席者

【委員】 5名(4名欠席)
池上 甲一 (近畿大学農学部教授)
川合 茂 (舞鶴工業高等専門学校教授)
黒川 直則 (京都府立総合資料館嘱託研究員)
田中 俊文 (公募委員)
森田 愛子 (公募委員)
(欠席委員)
東山 憲行 (京都府総合教育センター北部研修所研究主事兼指導主事)
藤本 英子 (京都市立芸術大学准教授)
槇村 久子 (京都女子大学大学院教授)
村岡 洋子 (京都短期大学名誉教授) 
【一般傍聴】 3名
【府関係者】 9名
【関係市】 1名
【報道関係】 1名 

議事

結果

  • 由良川下流圏域の「河川の整備の実施に関する事項」」「河川整備計画(原案)」について概ね了解。

主な発言内容

  • 圏域の現状と課題(補足等)について
    【委員】
     「河川水辺の国勢調査」はどのくらいの頻度、範囲で調査するのか。
    【事務局】
     水辺の国勢調査は、国の直轄管理である本川部においては実施しており、底生生物、植物、鳥類、昆虫等を調査項目ごとに5年を1巡として行なわれている。          
                                                                    
    河川整備の実施に関する事項について
    【委員】
     資料3(11ページ)に示されている、周辺環境に配慮した局部的な改修工事の事例は、通常の河川改修においても検討の余地があると理解して良いか。それとも、このような例もあるというだけの意味か。           
    【事務局】
     局部改良工事の例を示したものであり、すべての河川でこの通りにできないが、災害復旧等状況に応じて実施するということである。
    【委員】
     牧川は蛇行しており砂がたまりやすい状況にあると考えるが、何年おきに掘削が必要なのか。
    【事務局】
     改修により計画断面まで掘削し、その後は土砂堆積の状況に応じて掘削を行うことになる。実施する段階では環境、景観に配慮しながら維持管理していく。           
    【委員】
     相長川ではほとんどの区間で流下能力が不足しているにもかかわらず、これまで浸水被害がなかったのか。
    【事務局】
     由良川本川が現在無堤であり本川の氾濫が大きいため、相長川の氾濫か由良川の氾濫か分からない状況であった。今後国が本川築堤を行うこととしており、相長川の改修も国の事業にあわせて行うこととしている。
  • 河川整備計画(原案)について
    【委員】
     26ページには“文化景観”という文言を追加して欲しい。また住民意見の汲み上げについてもう少し踏み込んで書く必要がある。
    【事務局】
     書き方を工夫する。  
    【委員】
     27ページ森林の果たす役割について、水源涵養機能に加え土石流防止機能も記載する必要がある。
    【事務局】
     検討して取り入れる。                 
    【委員】
     国定公園や登録記念物に係る記述について、2ページのところで、積極的に活かす意味の一行を加えて強く印象付ける方が良い。
    【事務局】
     取り組んでいるということをもう少し強調するような記述を追加する。
  • とりまとめ
    【委員長】
     由良川下流圏域河川整備計画原案について、大筋においてこれでよいか。
    【各委員】
     良い。

今後

  • 今後、原案に対する住民意見聴取を行い、河川整備計画案を作成する。
  • 次回委員会では、住民意見の報告と河川整備計画案の審議を予定。

お問い合わせ

建設交通部河川課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6312

kasen@pref.kyoto.lg.jp