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第19回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会

第19回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会

第19回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会の開催結果

開催日時

平成26年3月18日(火曜日)午前10時30分から午後3時30分

場所

京都府総合教育センター北部研修所及び現地

出席者

【委員】7名(2名欠席)
川合 茂(国立舞鶴工業高等専門学校名誉教授)
田中 俊文(公募委員)(現地調査欠席)
森田 愛子(公募委員)
矢島 正枝(成美大学経営情報学部教授)
長谷川 達(京都府立丹後郷土資料館学芸員)
東山 憲行(京都府総合教育センター北部研修所研究主事兼指導主事)
藤本 英子(京都市立芸術大学教授)
(欠席委員)
槇村 久子(京都女子大学大学院教授)
池上 甲一(近畿大学農学部教授)

 

【一般傍聴】 1名
【行政関係者】 11名
【報道関係】 なし

議事

平成25年台風18号の出水状況について 資料-1(PDF:8,863KB)
二級河川高野川水系の概要について 資料-2(PDF:9,815KB)
二級河川高野川水系の現地調査

結果

平成25年台風18号の出水状況と二級河川高野川水系の概要を説明した後、現地で河川の現況や利用状況等を確認した。

主な質疑等

  • 平成25年台風18号の出水状況について
    【委員】
     台風18号で由良川沿いで、水に浸かった家は泥のかき出しやご飯の炊き出し、老人福祉施設では体の不自由な人達などの利用者の移動、保育園の受け入れ等、水害以上のものが地域住民、担当者の負担になる。この甚大な被害は後々まで続くので、早急な河川整備を行う必要がある。
    【委員】
     どの地域にどれだけ降るかは予測不可能であり、今回死者が1人も出なかったのは本当に幸いである。とにかく命を守ることに重点を置くことと、計画以上の洪水に対しては、救済対象を把握し、救済準備が出来るかということが課題ではないかと思う。東日本大震災のように想定外というものは自然を対象とする時は、一番考えなければならないと痛感した。
    【委員】
     前回の水害を受けて由良川沿いの道路で出水時の通行規制の基準を定めたことで平成16年台風23号の出水の時のような被害が出なかったと伺った。一歩一歩の成果が人命を救っている。台風18号の出水に対して、府管理河川の河川整備を実施した区間で効果を発揮したとあるが、具体的にお話し願う。
    【事務局】
     平成16年の出水で大手川、野田川で大きな被害があったが、災害を契機に河川改修を実施し完成した河川では、今回の台風18号では被害が発生しなかったという点で効果があったと考える。
  • 二級河川高野川水系の概要について
    【委員】
     高野川水系で国道27号から175号を通った時に、新橋あたりで天気が良いのに道路が冠水していた。満潮で水位が上昇していたのではないかと思う。あの辺りの土地は非常に土地が低く、河川を掘削しても効果がなく、堤防を築くわけにもいかない。高野川に流れていた真倉川を池内川に合流させて現在の伊佐津川にしたことは、昔の人は賢明な策をとられたと思う。
    【委員】
     遺跡地図というのは作った時点の情報であるので、今後、大きく土を切り取る河川整備になる場合、教育委員会等とよく相談願う。
    【事務局】
     文化財との関係については、河川整備計画を作る段階でも、教育委員会等に、こういった場所で河川改修をしますという形で協議を始める。河川工事で川幅を広げる際に、それを具体的に埋蔵文化財包蔵地あるいは文化財があるところについては協議する。必要があれば、文化財の発掘調査をお願いすることにしている。
    【委員】
     魚類調査は水辺の国勢調査か。魚の名称等について、本当に正しいかと思う点がある。
    【事務局】
     水辺の国勢調査ではない。お気づきの点があればお教え願いたい。
    【委員】
     現地の土地利用状況が平成18年までとなっているが、最新の情報はないか。
    【事務局】
     最新のデータを確認する。

お問い合わせ

建設交通部河川課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6312

kasen@pref.kyoto.lg.jp