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第25回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会

第25回由良川水系・二級水系河川整備計画検討委員会の開催結果

 

開催日時

平成27年9月1日(火曜日)13時30分~15時

場所

丹後広域振興局宮津総合庁舎第2会議室

出席者

【委員】6名(3名欠席)
川合 茂(国立舞鶴工業高等専門学校名誉教授)
田中 俊文(公募委員)
長谷川 達(元京都府立丹後郷土資料館学芸員)
槇村 久子(京都女子大学大学院教授)
森田 愛子(公募委員)
矢島 正枝(成美大学経営情報学部教授)
(欠席委員)
池上 甲一(近畿大学農学部教授)
東山 憲行(宮津市立吉津小学校教諭)
藤本 英子(京都市立芸術大学教授)

【一般傍聴】 なし
【行政関係者】 17名
【報道関係】 1名

議事

1.二級河川竹野川水系河川整備計画原案に対する府民意見の募集結果について

2.二級河川竹野川水系河川整備計画(案)について (資料1-1(PDF:68KB),1-2(PDF:249KB),1-3(PDF:3,289KB),1-4(PDF:52KB)

3.代替案の可能性及び費用対効果分析について (資料2(PDF:4,042KB)

結果

二級河川竹野川水系河川整備計画(原案)に対する府民意見の募集結果及び意見を踏まえた整備計画(案)については概ね了解。

代替案の可能性および費用対効果を踏まえた竹野川水系の河川整備事業は妥当。

主な発言内容

【委員】
 費用対効果分析について竹野川・小西川・鳥取川の3つの河川をあわせて算出しているが、これはどのような考え方で算出しているのか。
【事務局】
 中上流部に位置する小西川・鳥取川の影響が竹野川本川に影響が出るなど、3つの河川の改修が密接に関連してくるので、水系全体で費用対効果を算出している。
【委員】
 竹野川の高水敷切り下げ案において、低水路拡幅等による改変に対して、自然な水際の再生を図るなどの保全対策が必要となると記載されているが、これも実施されるのか。また、事業費に対策の費用は計上されているのか。
【事務局】
 河床掘削で、高さが下がるときに、現状のみお筋、瀬、淵の形が同様の形になるように掘り下げて、水際環境等の再生が図られるようする。基本的には事業費に計上されている。
【委員】
 代替案比較における竹野川・小西川・鳥取川それぞれの事業費を足しあわせたものと、費用対効果の総費用の数値があわないのはなぜか。
【事務局】
 費用対効果における総費用は、今後30年間にかかる全ての費用を、現在の価値に直すといくらになるのかを、治水経済マニュアルに基づき算出した数値である。そのため、事業費を単純に足しあわせた数値とは一致しない。
【委員】
 竹野川を拡幅する場合に、その堤防はどんな構造になるのか。自然の土やコンクリートになるのかといった景観について教えていただきたい。
【事務局】
 竹野川は基本的には土羽護岸になりますが、詳細な検討の中で必要となればより固い構造となる場合もある。
【委員】
 実施の際には、自然や環境に配慮した自然材料でするのが良いが、水衝部等についてはしっかりした構造にしないといけない。治水・利水・環境を考えて、妥協点を探していくのが河川整備の中では一番難しいところである。
【委員】
 資料1-3 河川整備計画(案)25ページ 3.1出水時における情報提供と連携体制の強化の箇所において、「今後は、これらの防災情報が有効に活用され、浸水被害の軽減が図られるよう、市や地域と連携・協働を図り、啓発イベントや防災訓練、地域の自主的な防災活動の支援等を通じて、より効果的な運用や改善に努める。」とあるが、浸水被害の軽減というのは、家屋や農地等のハードの部分の被害軽減に読めるが、住民の方の命の安全というものが守られるのが大事だと思う。浸水被害が軽減され、住民の安全が確保されるよう等、住民の安全を加筆したらどうか。
【事務局】
 文章を修正する。
【委員】
 最近の気象状況では、いつどこで、これまでにないような豪雨があるか分からないので、この整備計画案が着実に、かつ早期に完成するように委員会として要望しておく。

お問い合わせ

建設交通部河川課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-432-6312

kasen@pref.kyoto.lg.jp