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家庭支援・相談体制の在り方検討懇話会の開催概要

1 日時

平成21年3月26日(木曜日)  午後5時30分~午後7時 

2 場所

京都市上京区東堀川通下長者町下ル
ルビノ京都堀川 3階『朱雀』

3 出席者

  • 委員
    津崎哲郎委員、西川満委員、山本智也委員、久世富美子委員、薗田日出雄委員、西野美穂委員、沼津雅子委員、橋本政道委員
  • 京都府
    林こども政策監、松村家庭支援課長、水島家庭支援課参事、永濱障害者支援課参事、関係公所長等関係職員

4 審議内容

懇話会からの最終報告(平成17年12月)後の動向、府の取組について

(主な意見)

  • 在宅で通いの人に対して施設の指導員等が困っている場合などに相談にのることができるということが大事ではないか。専門的相談機能の強化という点で進めてもらいたい。
  • センター化による相談部門の総合化はいい取組と評価できる。あわせて、相談を受けた後にどことどのように連携していくのかということも視野に入れて考える必要がある。
  • センターの相談員のキャリアデザインは、例えばこれまでの児童相談所の児童福祉司のキャリアデザインといったものと異なってくる。その辺りをどうバランスをとって職員を育成していくか、相談員の質を向上していくかを考えておくことが重要である。
  • すごくいいものが出来るので、こういうセンターが出来るということの府民への周知がこれから大事になってくる。
  • 最近の動きの中で里親支援を児童相談所だけ行うことは難しいので民間を育成して研修等を行ってもらうというのがある。京都府でもいずれそういうものが必要になってくると思われるので、今後そういう役割を担うようなこともできないか。
  • 北部や南部の児童相談所の一時保護所の状況も踏まえて、児童の状態に応じたきめ細かな指導・処遇が出来るような一時保護機能の充実を図られたい。
  • 子どもの変化や成長に伴って親の悩みも変わっていくので、それに適切に対応できる相談の場として、本当に困ったときにこういう施設があるということが分かるような府民への周知をお願いしたい。
  • 市町村の職員が相談にバックがないため不安になっていると感じるときもあり、そのあたりの専門的相談支援の充実を図られたい。
  • 児童相談所と婦人相談所に別々に連絡して対応していたこともあり、そのような事例は総合化によりスムーズに対応できるのではないかと期待する。
  • 北部や南部を問わず、どの市町村に住んでいてもある程度一定の同じ流れで相談を受けられる、地域によって不利益が生じないよう進めていただくとともに、地域の相談センターなどいろいろな所に周知をお願いしたい。
  • 困ったときは何でもいいから電話をもらい、担当者に振り分けるようなコーディネートが大事ではないかと感じる。
  • 身近な市町村や地域の事業所等の相談担当職員の資質向上に力を貸してもらえるような研修等の機能の充実を図られたい。
  • 出前型の相談機能も拡充するなど、地理的条件に関わらず府の隅々まで相談機能が充実することを望む。

 5 参考

家庭支援・相談体制のあり方について(最終報告) 平成17年12月(PDF:44KB) 

 

 

お問い合わせ

健康福祉部家庭支援課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4586

kateishien@pref.kyoto.lg.jp