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平成23年度京都府「明日の京都」第三者委員会(京都力の発揮部会)の開催結果について

日時

平成23年8月10日(水曜日) 13時30分から15時30分まで

場所

京都府庁 1号館6階 政策企画部会議室

出席者

委員

青山部会長、井澤委員、片岡委員、香山委員、羽田委員、深町委員 

事務局(政策企画部)

井上政策企画部長、畑村理事(計画推進課長事務取扱)、 澤村計画推進課参事

 

議事内容


1 部会長の選出について

委員の互選により青山委員を部会長に選出

2 ベンチマークレポ-ト(案)について

「明日の京都」の実施状況を取りまとめるベンチマークレポート(案)について事務局から説明し、委員から意見を伺った。 


<主な意見等>

人づくり
「一般財団法人地域公共人材開発機構と連携した大学・大学院の講座で10単位以上取 得した人の数」の指標は、他の指標と比べて唐突な感じがする。単位の取得だけでは 何の影響もないのではないか。

環境の「みやこ」
・このベンチマークレポートにおいて、重点課題は電気自動車の普及が中心になっているが、京都にある資源や自然とか、伝統的にあるライフスタイルみたいなものを大事にしながら、それを基本として次の社会を作って行くことの方がよっぽど京都らしいと思うので、もう少し違う観点からの重点課題もあった方が良いのではないか。 

・環境保全とまち並み保全とを別に考えないといけない。二酸化炭素の削減というエコの部分と、まち並み保全などの2つの視点があるということを明確にして、両方を推進して行けば良い。 

文化創造
・基礎指標「国宝数(シェア)」に対して、「だからこうなんだ」と結びつく施策指標がない。国宝はこれからどんどん増えていくようなものではないと思うが、そうであるからこそ、どのようにして京都府の芸術財産を守っていくのかという部分を施策指標に入れてもらえると、読んでいる人にも分かるかも知れない。基礎指標と施策指標に隔たりがあるような気がする。

・京都には日本画や彫刻等の先生方が多くおられるが、そういった方々を京都として保護する動きや、新しい芸術財産を作っていくための取組などを、京都府はやっていると思うので、文化博物館の整備だけでなく、そういった部分の記述も加えてほしい。 

産業革新・中小企業育成
・「府内の森林から生産し供給される間伐材の量」の指標があるが、間伐をたくさんするのがいいのか、あるいは、最終的に住宅が府内産の木材でどれくらい建っているかというのを見たらいいのかといったら、後者の方だと思う。府内で生産されたものをどれだけ使っているかというデータや、工務店でどれだけの軒数扱ったかというデータも取れると思う。

・(ベンチマークレポートに掲載されているデータの他にも)データはたくさんあると思うので、ベンチマークとして用いるのに選択した過程や方法など、もう少し(記載が)あっても良いのかなと思う。 

・観光で言えば、外国人客を増やすということをもう少し強調してほしい。国を挙げて、外国人客を増やしていこうという施策を推進していると思うので、その辺りは入れていただきたい。 


3 京都指標について


<主な意見等>

全般的事項
アンケートで収集できる情報と、直接ヒアリングを行って集めた情報が両方ある方が、より地域の生の声を聞くことができると思う。

文化創造
「過去1年の間に着物・浴衣を着用した人の割合」について、浴衣を着る人が着物を着る人につながっていくかと言えばそうでもないため、できれば「浴衣」を外していただきたい。 

お問い合わせ

総合政策環境部総合政策室

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4389

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