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平成24年度第2回京都府「明日の京都」第三者委員会の開催結果について

日時

平成24年8月20日(月曜日) 9時30分から11時40分まで

場所

京都府庁旧本館 会議室2-M

出席者

委員

真山座長、青山委員、明致委員、井澤委員、伊藤委員、片岡委員、加藤委員、吉良委員、 佐藤満委員、佐藤陽子委員、辻委員、十倉委員、羽田委員、 藤本委員、向井仲委員、渡邊委員

地域戦略会議

坂上副座長(山城地域戦略会議)、黒川委員(明日の京都丹波ビジョン懇話会)、井口座長(中丹地域戦略会議)、寺井企画振興室長(丹後地域戦略会議(代理))

事務局(政策企画部)

本田政策企画部長、畑村政策企画部企画監、柴田計画推進課長、栗山計画推進課参事

議事内容~ベンチマークレポートについて


1 部会における議論等について

 「府民安心の再構築部会」「地域共生の実現部会」「京都力の発揮部会」における議論の状況と修正点について、事務局から説明

<主なやりとり>

・ベンチマークレポートは、予算の重点化を図るためのもの。にもかかわらず、予算の記述が全くないのはいかがなものか。今すぐにとは言わないが、今後の積み重ねを考えると工夫が必要。

 

・重点課題に「婚活事業をはじめ多面的な少子化対策の推進」が追加されているのは、なぜか。結婚しない理由には、出会いがないことだけではなく、経済的不安定等、いろいろな理由があるはず。「婚活」がはじめに出てくるのは、違和感がある。

・「結婚ありき」の少子化対策なのか、議論が必要。フランスは手厚い少子化対策を行っているが、必ずしも「結婚」を前提としていない。婚活をとりあげるのならば、結婚を前提としない少子化対策も併せて考えるべき。

・「婚活」と「少子化対策」は、別々に考えるべき。

 →課題意識として根本にあるのは、本格的な人口減少時代に入ったことに対する危機感。婚活は、行政がやるべきことか、という議論はあるが、行政が乗り出さなければならないところまで来たのではないかという意識。

・少子化は、ワークライフバランス等、子育てへの不安や教育環境に関する問題等が原因にある深い問題。

・地域共生の実現部会では、「新たなコミュニティづくり」がテーマの1つであるが、指標に、婚活イベントの回数があるもののそれを重点課題にしないことで了解した。少子化対策をするのはよいが、いかにもこれはやりすぎ。「婚活事業をはじめ」は、削除すべき。

・これらの意見を踏まえて、再度検討願いたい。

・合計特殊出生率について、京都府が低いのは学生が多いからだと言われている。そうしたこともきちんと分析した上で、再検討されたい。

2 地域振興計画の実施状況の紹介等

 各広域振興局を単位とする地域戦略会議において、議論した内容を踏まえて作成した地域振興計画の実施状況等について、各地域戦略会議の代表者から概要を説明

<主なやりとり>

 ・地域振興計画の方が、ベンチマークレポートの本体部分よりも地域に即している分、重要なものに聞こえる。京都市域については京都市がなすべきことが多くを占める中、京都府全体でまとめるベンチマークレポートにどれほどの意義があるのか疑問。

→京都市民も京都府民であり、現在は、施策の検討段階から情報共有しながら取り組んでいるところ。

 

お問い合わせ

総合政策環境部総合政策室

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

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