第4回京都府広域交通インフラ検討委員会
開催結果
1 日時
平成24年5月22日(火曜日)午後3時から午後4時30分まで
2 場所
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
京都府庁1号館3階会議室
3 委員構成
4 出席委員
中川座長(京都大学大学院教授)、波床委員(大阪産業大学工学部教授)、久嶋市長会副会長(小田委員(市長会会長)代理)、汐見委員(町村会会長)、太田委員(副知事)
5 議事内容
(1)開会
(2)日本海側拠点港について
(3)北陸新幹線について
6 配付資料
7 議事の概要
(1)日本海側拠点港について
- 京都舞鶴港が日本海側拠点港に選定されたことを受け、他の港との連携や、鉄道や道路などの陸路も視野に入れた広域インフラ連携に向けた今後の取組について事務局から説明
(2)北陸新幹線について
- 北陸新幹線とリニア中央新幹線の整備スケジュール、敦賀以西の3ルートの概要や特徴について事務局から説明
- 敦賀以西へのフリーゲージトレイン導入に対する国から府への意向確認について、別添の回答案で妥当と確認。
8 主な意見(まとめ)
- 日本海国土軸構築の観点から、港湾だけでなく道路や新幹線などトータルの交通体系を整備する必要があるが、京都舞鶴港のポテンシャルを活かす施策をいかに練っていくかが重要。
- 港間のネットワークだけでなく港とまちのネットワークをいかに形成するか、他港にない優位性をいかに打ち出していくか等が重要。
- 敦賀以西の3ルートはそれぞれメリットデメリットがあり、どれも整備の価値があるが、日本海国土軸構築の観点は北陸新幹線にとっても重要な視点である。
- 北陸新幹線、リニア中央新幹線ともに、財源に縛られた現行の整備スケジュールは政策的に非常に貧困。既存の発想にとらわれず、国土政策として、一刻も早く関西までつなげることが重要。