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平成26年度京都府中山間ふるさと保全委員会の議事要旨

1開催日時

平成27年3月27日(金曜日)13時15分から15時

2場所

京都府自治会館ホールA・B

3出席委員

星野委員長、中村委員、濃野委員、湯浅委員

4議題

  1. 平成26年度活動の報告について
  2. 平成27年度活動計画(案)について
  3. 平成27年度企画公募型ふるさと保全活動について

5概要(結果および主な意見)

1.平成26年度活動の報告について

「ふるさと発見隊」「ふるさとボランティア」「教育実践パートナーシップ活動」「企画公募型ふるさと保全活動」の活動実績について事務局から説明を行った。

2.平成27年度活動計画(案)について

平成27年度の活動計画(案)について事務局から説明を行い、各委員から提言を受けた。

  • ふるさと保全ワークショップの取組件数が少ないが、地元の力を付けるためには、ワークショップが非常に有効と考える。
  • 大学において、さとボラ以外の他のところからのチラシも来ている。ボランティアのチャンスが増えてきた気がする。

3.平成27年度企画公募型ふるさと保全活動について

平成27年度企画公募型ふるさと保全活動について各広域振興局から説明を行い、各委員から提言を受けた(府内17地区で活動実施)。

  • 「限界集落」という言葉について。行政は、使わない人が多いが、社会的には、プラスに捉えて新しい、わかりやすい言葉として捉えられている一面もある。
  • 竹林の伐採に当たって。「どれくらいの面積で」「何人かかって」「どういう作業をしたら」こうなったという内容をまとめられれば、他の地域への参考になると思う。
  • ただ農作業をして蕎麦を食べるだけでなく、村の中を散策することでまた来ようと思ってもらう様な仕組み作りが重要。
  • 中山間地域と外国は、直結しているのではないか。都会の人にとっては、全然経験をしたことがないため、中山間地域に行くことは外国にいくことと同じだと思う。また、来る外国人にとっても非常に魅力的だと思う。ただし、受入側の心の準備も必要と考える。
  • 全国的に農村地域に価値があるという思いがある人の波がある。その波の一部が来るだけでも農村地域への効果が大きいと思う。

4.全体・総括

  • 提案型の活動に感心している。例えば、美山町のLayer-cityの様な住民票を与えるなどの取組等、色んな取組がある。それを他の地域が真似ていったり、他の地域への情報提供が出来たら良いと思う。色々、角度を変えて取組を広げて、ユニークな取組をどんどん他の地域にも提供して欲しいと思う。
  • 平成26年度の活動結果を見ると、いかに多くの人を巻き込んで、たくさんの回数イベントを開催しているかが分かった。交流だけが目的ではないにしろ、人と人とのネットワークに大きく貢献している。新たに人と人との縁を創る、という意味で非常に効果がある。
  • 企画公募については、色んなアイデアが詰まっているということで、多様な取組・活動があり、かつ地元の方の思いが入っている企画もあり、事業としての可能性を秘めており、色んな展開が可能になると思う。今後も地域の方でアイデアを出していただき、それを上手く吸い上げる受け皿になる事業になると思う。
  • いつまでも本事業に頼り続けることは出来ない仕組みにはなっているが、自立を目指す様な道筋をつけていただくことを忘れて指導・支援をされることがないように気を付けていただきたい。また、地域の活動初年度からそういう思いを伝えて啓発していただければと思う。

お問い合わせ

農林水産部農村振興課

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