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第3回「北部地域総合公共交通検討会」の開催結果について

開催結果

1 日時

平成23年9月5日(月曜日) 午後2時00分から4時00分まで

2 場所

マリアージュ福知山4階 「ジョージアンの間」
福知山市駅南町3-52

3 委員構成

・ 委員名簿(PDF:91KB)

4 議事内容

(1)KTRの設備投資計画、車両整備計画を加えた経営シミュレーションについて

(2)その他

5 配布資料

次第(PDF:56KB)
出席者名簿(PDF:79KB)
資料1(PDF:6KB)
資料2( PDFファイル ,2MB)(PDF:2,129KB)
参考資料( PDFファイル ,1MB)(PDF:1,397KB)

6 主な意見等

(第2回検討会の補足について)
<バス代替について>
・バス代替をして経費削減できるとしても、バス導入などに必要になる経費を考えると、現実論としてバス代替には利点を見いだせない。
・バス代替は、福祉的観点からも安全性や大量輸送という点からも好ましくない。
<利用促進策について>
・経常損失を拡大させないために運輸収入を維持・拡大することも考える必要がある。道路との関係では、道路整備が進んだことで「鉄道利用者を奪われる」のではなく、北部を訪れる人が増え、次回は鉄道で行ってみようという動機づけを、という視点で取り組む必要がある。観光だけではなく、産業振興や町の賑わいづくりにもつながっていく。道路との共存共栄を図るべき。
・道路との関係では、府と西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)が地域活性化包括連携協定を締結しPR効果などに期待がもたれている。鉄道関係でも観光客のKTR利用者増加に向けたPRや駅での観光案内、駅から観光地までのアクセス改善策などでJRとの効果的な連携を図る必要がある。

(設備投資計画、車両整備計画について)
・設備については、過去は電気的機械的なものが主体であり、最近は電子的機器に仕組み自体が変わってきた。そのため、技術変化が激しく、古い部品等の供給体制の確保のため先延ばしはなかなか難しい状況。
・車両については、外装は古いながらも、足回りの制御機器だけでも更新し、なんとか使い続けているのが現状かと思われる。
・安全確保のためにこれだけの内容の設備投資が必要だという点では理解した。
・民間企業であれば、減価償却の範囲で維持に必要な投資をしていくというのが一般的なやり方だが、KTRの場合は、圧縮されたりして処理されているので、それも含めて計画を考える必要がある。シミュレーションでは年間1億2千万円程度の減価償却なので、妥当なところではないか。

(次回の検討会に向けて)
・他の三セク鉄道等で、増収や経費削減の事例がないか調べてもらいたい。
・複数の収入見込みシミュレーションを追加し、総合的な立場からケーススタディができるように。
・そのうえでどのような負担方法が好ましいかといった検討を行う。

お問い合わせ

建設交通部交通政策課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-5183

kotsu@pref.kyoto.lg.jp