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平成27年度京都府産業教育審議会の議事要旨

1 開催日時

平成27年5月25日(月曜日)  午後2時から同4時まで

2 場所

ルビノ京都堀川 3階「アムール」

3 出席者

【委員】
森田 雅憲 会長、長谷川 清隆 副会長、大里 茂美 委員、久保 善昭 委員、上田 雅弘 委員、
一ノ瀬 明美 委員、野崎 治子 委員、田村 真二 委員、藤井 浩之 委員、金井 陽子 委員

代理出席(括弧内は代理出席者氏名)
岡本 圭司 委員 (松本 浩成 京都府商工労働観光部労働・雇用政策課雇用企画担当課長)
松本 均 委員(水口 裕一郎 京都府農林水産部経営支援・担い手育成課人材育成担当課長)

(3名欠席)

4 議題

(1) 開会

(2) あいさつ

(3) 審議
   ア 府立高校における職業教育の在り方について
   イ その他

(4) 閉会

5 審議内容(結果及び主な意見)

○職業教育の在り方について

  • 職業教育を通じて地域創生を考えるのであれば、地元・地域の魅力を伝えていくことと、地元企業等の実際の現場での体験を通じて専攻している分野での将来像を示してやることが必要ではないか。
  • 地域産業の現状や競争力を分析しその産業をどのようにしていくのかという視点が、今後の職業教育の在り方について考えていく上で必要ではないか。
  • 今は物を購入するより、体験や思い出作りに積極的にお金を出す傾向がある。網野高校が旅行の企画をし京都すばる高校が販売するのはいい取組ではないか。北部地域の観光はまだ十分開発されていないし、京都縦貫道の全面開通などもあり、もっとやれることがあるのではないか。
  • 実際にその分野の職業に従事している方が、仕事の魅力を高校生に伝えていくことが望ましい。
  • 地方創生を高校の学科改編だけで考えていくことは無理があるのではないか。例えば、職業教育に直結した大学を設置するなど、より大きな視点をもって検討していくべきである。

○スペシャリストネットワーク事業について

  • 技術を学ぶだけではなく、学んだ技術がどのように役立つものなのかを表現・アピールする学習も必要である。

○就職について

  • 大学等に進学した場合、生徒が地元に戻ってきて、高校での専門分野に関連した就職をしているのかを把握しておくべきではないか。
  • 子どもには中小企業ではなく大企業に就職して欲しいと考えておられる保護者もおられる。地方を元気にしていくには、そういう考え方を変えていただく必要もあるのではないか。
  • 教科書で学ぶだけではなく本物に触れる機会を得ることで、その分野への興味関心が広がり、自分が将来就きたい仕事や職業に対する具体的なイメージができる。そんな自分の進路を決めるような出会いができるような工夫ができないか。
  • 目先の就職だけではなく、将来、産業構造が変わっても柔軟に対応できる力を育成していく、それが高校教育において重要なことではないか。
  • 専攻している分野の専門知識だけでなく、時代の流れに対応できるような基礎・基本と部分になるものを学ばせていくべきではないか。
  • 人に使われるだけなく、自ら起業したり、組織の意思決定に関わろうとする積極的な人材を育成できるような職業教育が望ましいのではないか。
  • 昨年から求人倍率が1倍を超えており、特定の分野では人手不足になっている。その分野への人材を育成していくことが必要であるが、同時に産業構造の変化に対応できるような長期的な視点での教育も重要である。

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