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平成18年度第2回京都府公共事業評価審査委員会の開催概要

1 日時

平成18年10月14日(土曜)午前11時30分から午後3時30分まで

2 出席者

「京都府公共事業評価審査委員会」委員

吉川委員長、青山委員、佐藤紀子委員、佐藤博之委員、芝池委員、中西委員(深町委員は欠席)

事務局

(農林水産部)森林保全課担当主幹
(土木建築部)港湾課長、港湾事務所長
(丹後広域振興局)農林商工部長、農林整備室長
(宮津市)建設室長、担当副室長

【傍聴者】なし

3 内容

  1. 概要説明(京都府水産事務所会議室) 午前11時30分から正午まで
  2. 丹後縦貫林道リフレッシュ事業現地調査 午後1時00分から午後2時00分まで
  3. 宮津港(江尻地区)海岸環境整備事業現地調査 午後2時25分から午後2時45分まで
  4. 日置ふれあい公園都市公園事業現地調査 午後2時55分から午後3時30分まで

4 主なやりとり

(1)丹後縦貫林道リフレッシュ事業

  • (委員)この地域の林業は活発なのか。
    (森林)丹後地域は北山林業のように歴史は古くない。そのため、伐採時期が到来している森林資源は少ないが、反面、間伐などをしなければならない森林が多くを占めている。林道は間伐などの森林整備を行う上で必要な施設である。林道沿線の人工林率は高く、間伐の実施も高い指標を示している。
  • (委員)用地買収はどうなっているのか。
    (森林)買収はしていない。土地所有者の協力を得て実施している。
  • (委員)全線2車線の整備はやめるということか。
    (丹後)当初計画では財政上の問題もあり、何年かかるかわからないので、部分的な拡幅や待避所の建設などを行うような計画に変更すべく検討中である。
    (委員)私もその方が合理的だと思う。今通ってきたこの道を良くしても、この道は何キロもずっと走るような道ではない。むしろこの道に接続する府道が何本かあるのだから、そういったものを2車線で改良する努力をしてもいいのではないか。
    (丹後)自然度の高いところはあまり手をつけず、老朽施設の改修や待避所の設置、安全対策等にとどめることで検討をしている。
  • (委員)バス停の写真が写っている資料があるが、これは路線バスか。
    (丹後)世屋高原家族旅行村のあたりの一部区間には路線バスが運行されている。
  • (委員)スイス村というのは大勢来客があるのか。
    (丹後)スキー場が全盛の頃はかなり多かったが、最近は減っている。
  • (委員)除雪は行っているのか。
    (丹後)京丹後市丹後町上野からスイス村までの区間はスキー場の運営の関係で、除雪が行われているが、宮津市域と与謝野町域は除雪を行っていない。
    (委員)林道は市町村に管理移管するものか。
    (丹後)基本的には市町村に管理移管する。石川県の白山スーパー林道などは県管理であるが、そういうケースは全国的に見ても非常に少ない。
  • (委員)府営の林道施工と緑資源公団(旧森林開発公団)の林道施工はどのように分担が決まるのか。
    (丹後)公団は、一定以上の面積で森林管理の契約を結んだ保安林における作業道のみを施工する。

(2)宮津港(江尻地区)海岸環境整備事業

  • (委員)前回再評価時から延長が短くなっているのだが、やめてしまうのか、いずれはやるのか。
    (港湾)必要性が無くなっているわけではなく、他の地区との優先順位等を考えながら、当面この事業ではこの区間という設定をしており、別の事業等でやっていきたい。
  • (委員)災害で被災した、というのは具体的に何か。
    (港湾)施設そのものが傷む被害と、川から大量のゴミ等が流出したというものがある。
  • (委員)事業のポイントを一言で表すとどうなるか。
    (港湾)護岸整備と背後地の整備は天橋立に続く海岸としての整備、砂の投入は、できるだけ不自然に見えない景観の維持である。
  • (委員)小突堤の意味は何か。
    (港湾)大突堤だけでは部分的に砂が堆積するだけになってしまうので、大突堤と大突堤の間にも小さなものを設けて、できるだけ砂をつけるよう工夫している。
  • (委員)きれいなタイルだが、すぐに色あせてしまったりしないのか。
    (港湾)今立っている場所は、平成10年に施工した場所だが、御覧のとおり、きれいな色が保たれている。
  • (委員)玉石で養浜を行うと、砂と比べて何がよいのか。また、玉石の上にさらに砂がつくことはあるか。
    (港湾)砕波機能という点では、砂より玉石の方がすぐれている。また、この地区は季節風の影響で冬季に強い風が吹くので、砂で養浜をすると風で砂が舞いあげられてしまう。また、ここでは、玉石の上に砂がつくことはないと思う。
  • (委員)植樹などは行わないのか。
    (港湾)背後地の整備は、現在施工中のため、植栽の予定地のみ土で残してある。施工の最後の段階で植栽を行いたい。

(3)日置ふれあい公園 都市公園事業

  • (委員)フィットネスセンターの見直しとは具体的に何か。
    (宮津)多目的広場に変更したいと考えている。
  • (委員)宮津市北部には、ここの他に老人福祉施設がないという説明だが、市南部にはあるのか。
    (宮津)老人福祉施設は2件ある。ただ、市の公園と一体整備しているわけではない。
  • (委員)残り事業費が書かれていないが、いくらか。
    (宮津)約1億円と考えている。
  • (委員)車でしか来られない場所で、駐車場は十分なのか。
    (宮津)計算上は十分と考えている。
  • (委員)想定来場者数は。
    (宮津)ピーク時の休日で日あたり500人と考えている。
  • (委員)宮津市北部に公園というのは他にあるのか。
    (宮津)ここの北に府営の「丹後海と星の見える丘公園」、少し南に市営の運動公園がある。
  • (委員)花壇などは作らないのか。
    (宮津)現在工事中だが、完成後は隣の老人ホームに管理をお願いしたいと考えている。
  • (委員)公園全体の年間維持管理費はいくらくらいか。
    (宮津)年間70ないし80万円程度と考えている。草刈などは、できる限り地元に頼み、雇用にも役立てたいと考えている。

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