【開催概要】京都スタジアム(仮称)運営経営専門家会議(第7回・1月9日開催)
開催日時
平成31年1月9日(水曜日)午後3時30分から5時
開催場所
メルパルク京都 会議室6
出席委員
門内座長、佐藤委員、長積委員、森委員
議題
- 工事の進捗状況等について
- 京都スタジアム(仮称)の管理運営の手法について
主な意見
- にぎわい施設等のコンテンツを全部府が決めた上で、運営事業者に丸投げするようなやり方では機械的な運営になってしまい、面白さがなくなってしまう。指定管理をしながらも、工夫させる制度設計にするべき。
- 一方、この種の施設においてはにぎわいのためのコンテンツと運営の仕方を上手く摺り合わせることが重要であるので、府と運営事業者が常に一緒になってにぎわいづくりについて考えていくべき。
- 指定管理として3年から5年では長期ビジョンがとても立てにくい。概ね10年ぐらいで指定管理ということで考えていくのが良い。
- 府、市、地元商工団体等でスタジアム周辺の盛り上げなどを検討する協議会(コンソーシアム)を作るという提案が府からされたが、それは非常に良いこと。そこの議論に、運営事業者も加われば、周辺の観光やまちづくりのことを考えたスタジアム運営を行うことができる。
- Jリーグでは近年「スタジアム」と言わずに「ホームスタジアム」と言っている。これはクラブのホームであり、ファンやサポーターのホームであり、まち全体のホーム、つまり我が家であるということ。指定管理者のみで運営するのではなく、スタジアムやまちづくりをどの様にしていきたいかというコンセプトをしっかりと作って運営事業者の募集の際に示し、理解してもらい、みんなでホームを作っていくという思いで運営事業者も臨機応変に創意工夫を図れば、活きた管理が行える。
- 大河ドラマ館が設置される1年間で運営上の課題を適切に把握し、協議会や運営事業者にフィードバックして、以降のにぎわい施設やスタジアム運営について考えていく方法もある。走りながら考えられるという意味ではとても良い期間となる。
資料