令和元年度大学生消防防災サークル支援事業「京都学生FAST」の取組について

1令和元年度の発足大学について

令和元年度は、平成30年度までに立ち上がった11大学（京都華頂大学・華頂短期大学、佛教大学、京都橘大学、同志社大学、京都学園大学、京都文教大学、京都産業大学、立命館大学、京都女子大学、大谷大学、福知山公立大学）に加えて、京都光華女子大学、龍谷大学で活動が始まりました。

2「京都学生FAST」加盟大学の活動事例

（1）京都光華女子大学

京都光華防災サークルDaisy

他大学や関係機関の皆様と共に活動ができ、1年間サークル活動をすることができました。主に、子どもや女性向けの防災啓発や防災クッキングの活動をしており、今後も引き続き活動していくとともに、サークルメンバーの募集も行い、より地域の方々とより連携した活動を行っていく予定です。

 

 

（2）龍谷大学

龍谷FAST

活動拠点は田中宮市営住宅としており、消火器体験会などのイベントに参加することで、地域の防災意識の向上を図るとともに、地域の活性化に努めています。イベントには積極的に参加し、龍谷FASTとしての認知度を高め、地域住民とのコミュニケーションをとり、実災害時には迅速に、地域住民が避難できるような仕組み作りに貢献していきます。

 

 

（3）福知山公立大学

福知山公立大学FAST

大学生が増加していく地域、水害の街にある大学として、「自分たちのまちは自分たちで守る一助」となるよう、自主的な活動を展開したいとの想いで日々活動しています。今後、地元消防団、消防署と連携しながら、京都府北部唯一のFASTとして、防災バーベキュー（BBQ）や避難所運営ゲーム（HUG等）の実施、地元イベントでの防災食提供など、地域との連携などの活動を行っていきます。

 

 

（4）京都先端科学大学

京都先端科学大学警ら隊FAST

京都先端科学大学警ら隊FASTは、大学近辺の消防団と連携して、消火活動訓練や無火災推進日の夜間パトロールを行っているほか、大学内の駐車場でのロック、ツーロックの呼びかけ、大学付近にある小学校での下校の補助を行うなど、防災・防犯の分野で様々なことを学んでいます。

 

 

（5）京都文教大学

京都文教大学イーサポ

京都文教大学イーサポは、もともと東日本大震災の復興支援を京都から行う目的で発足しました。平成30年の西日本豪雨被災後は、被災地ボランティアとして、土嚢による崩落斜面の応急手当を手伝うなど、活動の幅を広げています。また、学内だけではなく地域の方々と連携して防災をテーマとしたイベントの企画運営や学内での講演会企画にも力を入れており、復興・防災に関する取り組みを行っています。

 

 

（6）立命館大学

立命館FAST

立命館FASTは、「大学と地域の架け橋に」を理念に発足し、大学近辺の消防団との防火パトロールや独自の防火・防犯パトロールを展開するなど、防災・防犯に関する活動をしています。また、大学の防災訓練時には水消火器体験を実施したほか、防災知識を高めるために、防災士研修に参加させていただきました。今後も、地域の皆様とともに、防災力・防犯力の向上に地道に活動を行っていきます。

 

 

（7）佛教大学

佛教大学FAST

佛教大学FASTは、地元消防団や小学校、行政機関など多くの関連する団体と日々、地域防災に取り組んでいます。毎月2回防火パトロールを地元消防団と連携し実施しているほか、他大学と協働して防災イベントへ参加するなど、これからも地域防災力の向上に取り組みます。

 

（8）京都橘大学

ふれあい防災サークルFAST

学生の多くは、救急救命学科に所属しており、一般市民の方々、学生、未就学児に向けて行う一次救命処置の講習の補助を行っています。また、これまで近隣幼稚園への防災啓発活動を中心に、京田辺市で開催された消防フェアで防災の寸劇を披露するなど、地域との活動にも展開しております。

 

（9）同志社大学

同志社大学FAST

同志社FASTは、学内で防災講座や避難訓練、学祭での非常食配布や防災グッズ体験などの防災啓発活動を行うほか、防災視点で大学近辺をまち歩きし、危険箇所を再認識するなど、防災活動を展開しています。防災イベントでは、新聞紙で作るスリッパや食器など誰でも作れる防災グッズを紹介し、多くの人に防災を身近に感じてもらえる活動をしています。

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