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平成21年度消費生活安全センターにおける相談概要について

(平成21年4月から平成22年3月まで)

1 相談の概要

件数

  平成21年度の消費生活相談件数は、8,674件で前年度(8,757件)とほぼ同数となった。傾向としては、身に覚えのない有料サイトの利用料や商品を特定せずにその料金や債権等をハガキやメールで請求する通信関連等の架空・不当請求に関する相談は、1,805件と前年度(2,143件)に比べ15.8%の減少となったが、それ以外の相談は6,869件と前年度(6,613件)比3.8%の増加となった。

【図1】相談件数の推移

 

【図2】架空・不当請求(通信関連等)とそれ以外の件数

相談の内容

  •  架空・不当請求が1,805件と件数は減少したが前年度に引き続き最も多い相談内容となった。 
  •  2位はサラ金・ヤミ金に関する相談が619件で前年度(932件)比33.6%減少。
  •  3位は、不動産貸借に関する相談が509件で前年度(435件)比17.0%と大幅に増加。

2 相談の特徴

高齢者の相談が増加

高齢者(契約当事者が60才代以上)の相談件数が、他の年代全てで減少している中で増加した。中でも架空・不当請求が293件と前年度(221件)より大幅に増加。はがきによる請求がほぼ倍増した。また、預貯金・証券等に関する相談では、高齢者の割合が全体の72.3%を占めている。

高齢者に多い相談 1位 架空・不当請求(通信関連等)
2位 サラ金・ヤミ金 3位 住宅工事

高齢者の割合の多い相談
1位 預貯金・証券等(72.3%) 2位 油脂・調味料(67.3%)


理美容の相談が減少

19年度から20年度にかけ、脱毛エステ店の閉店に伴い93件から164件と大幅に増加していたが、21年度は例年並みの77件となった。

 

参考

相談の多い商品・サービス(役務)上位10位

 

順位 平成21年度 件数 平成20年度 件数
1位 架空・不当請求
(通信・商品一般)
1,805 架空・不当請求
(通信・商品一般)
2,143
2位 サラ金・ヤミ金 619 サラ金・ヤミ金 932
3位 不動産貸借 509 不動産貸借 435
4位 住宅工事 180 書籍・印刷物 168
5位 自動車 163 理容室 164
6位 書籍・印刷物 158 住宅工事 156
7位 教室・講座 137 パソコン機器等 151
8位 パソコン機器等 127 生命保険 147
9位 預貯金・証券等 121 電話料金等 141
10位 健康食品 114 健康食品 138
11位以下   4,741   4,182
合計   8,674   8,757

 

 

当事者の年代別に見た相談の多い商品・サービス(役務)

 

  1位 2位 3位 全体
20才未満 架空・不当請求
(通信・商品一般)
156 不動産貸借 8 自動車 6 287
20才代 架空・不当請求
(通信・商品一般)
323 不動産貸借 133 教室・講座 46 1,201
30才代 架空・不当請求
(通信・商品一般)
433 サラ金等 117 不動産貸借 111 1,657
40才代 架空・不当請求
(通信・商品一般)
357 サラ金等 159 不動産貸借 93 1,536
50才代 架空・不当請求
(通信・商品一般)
222 サラ金等 128 不動産貸借 57 1,238
60才代 架空・不当請求
(通信・商品一般)
195 サラ金等 99 住宅工事 42 1,202
70才以上 架空・不当請求
(通信・商品一般)
98 住宅工事 55 預貯金・証券等 47 990
不明       563
合計       8,674

 

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ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

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