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消費期限と賞味期限の違いは?

Q) 加工食品には、消費期限がかいてあるものと賞味期限が書いてあるものがあります。どうちがうのでしょうか。

A) 加工食品には、消費期限か賞味期限が表示されています

JAS法や食品衛生法で、全ての加工食品には、名称、原材料名、内容量、賞味期限または消費期限、保存方法、製造者住所・氏名を表示することとなっています。
製造または加工の日を含めておおむね5日以内の期間で品質が劣化する食品については、消費期限、品質の劣化が比較的ゆるやかな食品には賞味期限(品質保持期限)が記載されています。

消費期限は安全に食べられる期限、賞味期限はおいしく食べられる期限

消費期限は、腐敗などの衛生上の危害が発生するおそれがないと認められる期限です。賞味期限は、全ての品質が十分に保持しうると認められた期限です。いずれも未開封で表示された方法に従って保存した場合に限ります。

表示の方法は年月日、一部に表示されていない食品も

期限の表示方法は年月日で行われており、2003年4月1日が期限の場合「平成15年4月1日」「15.4.1」「2002.4.1」「02.4.1」「020401」などのように記載されています。賞味期限が3ヶ月以上のものは、年月のみの表示をすることもできることになっています。

これらの期限は、レストランなど製造・加工して直接販売するところなどには表示しなくてよいことになっています。また、砂糖やチューイングガムなど品質の変化が極めて少ない一部の食品は期限表示を省略できることとなっています。

保存は表示に定められた方法で

消費期限も賞味期限も、未開封で表示に従った保存方法を前提としています。保存方法は「10度以下に保存すること」「直射日光を避け、常温で保存すること」など具体的に書かれていますので表示に従ってください。表示された方法以外で保存した場合、期限より早く腐敗や劣化が起こる可能性があります。また、開封されたものは、表示されている消費期限も賞味期限も適用されませんので、できるだけ早く食べきってください。

<参考>加工食品とは

製造又は加工された飲食料品として以下に掲げるもの
1麦類、2粉類、3でん粉、4野菜加工品、5果実加工品、6茶・コーヒー及びココアの調製品、7香辛料、8めん・パン類、9穀類加工品、10菓子類、11豆類の調製品、12砂糖類、13その他の農産加工品、14食肉製品、15酪農製品、16加工卵製品、17その他の畜産加工品、18加工魚介類、19加工海藻類、20その他の水産加工食品、21調味料及びスープ、22食用油脂、23調理食品、24その他の加工食品、25飲料等

(参考:加工食品品質表示基準ほか)

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