ここから本文です。

高額な利用料を請求された携帯電話

事例1

携帯電話利用料が20万円になっていると業者から電話があった。知らない間に子どもがまんがをダウンロードして読んでいた。子どもは無料だと思っていた。

事例2

1曲300円だと思って携帯で曲を10曲ダウンロードしたところ、携帯電話利用料を5万円請求された。コンテンツ利用料は1曲300円だが、パケット料が1曲5000円ほどかかっていた。

アドバイス

携帯電話によるインターネット接続やメールの送受信には、コンテンツ利用料以外に通信費用としてパケット料がかかります。パケット料は接続時間に関係なく情報のデータ量により料金が決まります。音楽や動画、大きな画像、ゲームなどを利用すると通信するデータ量が多くなり、思わぬパケット料金を請求されることがあるので注意が必要です。
音楽や動画などは、数メガバイト(数百万バイト)の大きさがあるものもあります。1パケットは、携帯電話では通常128バイトですので、これらのファイルをダウンロードするとデータの通信量は数万パケットとなり、契約内容によっては数千円のパケット料がかかってしまいます。
携帯電話を契約するときは、料金プランやオプションの内容などを十分に確認し、不明な点は説明を求めましょう。頻繁にインターネットに接続して、サイトの閲覧や動画、音楽等の大きいデータをダウンロードする場合にはパケット料が高額になるのでパケット定額制にすることも検討した方がよいでしょう。また、パケット定額制でもパソコンとつないでのデータ通信は対象外になっているときがありますので、どこまでが定額なのかよく確認しておきましょう。
子どもに携帯電話を使わせる場合には、利用方法などよく家族で話し合い、使い方だけでなく通信料についての認識を子どもに持たせることも大切です。

 

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp