令和6年度京都エシカル消費推進ネットワーク団体の取組について
各団体のエシカル消費に関する取組を紹介します
「京都エシカル消費推進ネットワーク」の各団体では「エシカル消費(倫理的消費)」の考え方を広く紹介・普及し、行動に繋げていくために、様々な取組を行っています。
令和6年度の取組の一部を御紹介します。
京都府生活協同組合連合会
- 京都府エシカル消費普及イベントに参加
京都エシカル消費推進ネットワークの会員として参加し、日本生協連の「コープのエシカル」「プラスチック問題への取り組み」ポスターを展示
認定NPO法人環境市民
- エシカル消費についての消費者向け普及啓発講演活動(神戸市、西宮市、山陽学園大学など他多数)
- エシカル消費についての企業向け普及啓発講演活動(経済人コー円卓会議日本会議など)
- 企業のエシカル通信簿の結果報告会(東京)
京都府地球温暖化防止活動推進センター
- エシカル消費をテーマに総合的な学習を実施している小学校(京都市内)への出前授業
フード・マイレージと地球温暖化問題についての授業を行い、エシカル消費との関係について学んでもらった
京都商店連盟
大阪ガスマーケティング株式会社
- 消費生活センターや消費者団体との接点を通して、事業者情報の発信や消費者の声を活用した業務改善に努めている
- ショールーム「ハグミュージアム」を改装
- 地震対策を始めとする安全安心への取組や、地球温暖化防止のためのCN(カーボンニュートラル)への取組について紹介
株式会社セブンーイレブン・ジャパン
- 食品ロス削減月間に「てまえどりPOP」の掲出を実施
株式会社ファミリーマート
- 商品の包装フィルムの厚みを削減し、バイオマスプラスチックを一部使用することでプラスチック使用量を削減
「ファミマのエコパケ」として、令和7年5月時点で第31弾まで実施中
- 「産地と、コンビに、」地域の課題解決に向けた取組みとして、規格外果実等を使用した商品を開発、販売
令和6年度はアイスバーシリーズとして7つの地域の果物で商品化
- 売上の一部を小児がん患者支援へ寄付。「みんなのレモネード」発売
- 生物多様性の保全・ネイチャーポジティブに向けて、エチオピアでのコーヒー豆の栽培についてTNFDの開示提言に基づく情報開示を実施
- 値下げシールのデザイン変更
値下げシールのデザインを涙目のおむすびのキャラクターが「たすけてください」と訴えるデザインに変更
実証実験では購入率5%アップしており、年間約3,000トンの店舗食品ロス削減効果
京都市消費生活総合センター
- 京都生活協同組合との「『エシカル消費』普及促進に係る連携に関する協定」に基づき、生協店舗での普及促進イベントの実施
- 「エシカル消費」普及啓発ホームページの運用
- 「エシカル消費」普及啓発物品の作成・配布
- 大学等における消費生活講座の実施
- SNSや広報媒体を活用した広報
- 食品ロス削減月間(10月)に京都市本庁舎にてパネル展示
- 「エシカル消費のタネ」と称し、小・中学生や一般の方を対象とした消費者標語を募集(新規)
京都府循環型社会推進課
- 食品ロス削減月間(10月)を中心とした、府内民間企業と連携したPOP等の掲示による「てまえどり」の啓発
- 京都府食べ残しゼロ推進店舗認定制度運用
- 市町村と連携した消費者向けの食品ロス削減に係る研修会の開催
- 市町村と連携した食品小売店への食品ロス削減に向けた専門家派遣事業の実施
- 食品ロス削減推進サポーターの活動支援としてセミナーを開催し、啓発用パンフレットを作成
- 福祉施設と連携した災害備蓄食品のアップサイクル食品の開発、販売の実施
- フードドライブの実施団体募集、支援
京都府消費生活安全センター
- 「くらしの安心・安全推進月間事業」として啓発イベント(消費者力UP~上手に選んで、自分を守ろう~)において、エシカル消費やエシカル消費推進ネットワーク団体の取組に関する展示を実施。(2024年10月5日イオンモール久御山)
- 京都府コンシューマーボランティア(大学生)における大学生向け啓発として、大学生が参加するイベントにエシカル消費に関するブースを出展。
- 京都府コンシューマーボランティア(大学生)における子ども向け啓発として、食品ロス削減に関するパネルシアターを制作し、児童館で出前講座を実施。
- 「京都環境フェスティバル」に出展し、エシカル消費に関するクイズや消費推進ネットワーク団体の取組に関する展示を実施。(2025年2月1日京都府総合見本市会館)