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8月19日第727号

1.老人ホームなどの入居権を譲ってという電話は詐欺です
~国民生活センターからの注意喚起~

<事例>

介護施設運営会社を名乗る人から「市内に介護施設ができ、市内在住者のあなたには入居権がある」と電話があった。「必要ない」と断ると「他市に住む女性に権利を譲ってあげてほしい」と言われたので承諾した。後日、弁護士を名乗る人から電話があり「あなたは入居するつもりがないのに申し込んだので犯罪だ。違反金600万円支払わないと逮捕され拘置所に入ることになる」と言われた。お金を用意したがだまされているのではないか。(80歳代女性)

<ひとこと助言>

  • 実在する企業名などを名乗り「高齢者施設の入居権を譲ってあげてほしい」などと持ち掛ける不審な電話がかかってきたという相談が、寄せられています。このような電話は詐欺です。相手にせずすぐに電話を切ってください。
  • 話を聞いてしまうと、さまざまな口実で金銭を要求されます。一度支払ってしまうと取り戻すことは困難です。不安に感じても、話をうのみにせず、絶対にお金を払わないでください。
  • 少しでも疑問や不安を感じた場合には、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。

<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen428.html(外部リンク)

<第428号リーフレット版>
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/shinsen428.pdf(外部リンク)

2.「おトクにお試しだけ」のつもりが「定期購入」に!?(No.1)-電子タバコや医薬品でも!!-
~国民生活センターからの注意喚起~

<事例1>
電子タバコを注文したら定期購入だった。2回目に大量の商品が届き、解約がうまくできない

<事例2>

医薬品を注文したら定期購入だった。定期購入とは思わなかったと申し出たら、初回商品を通常価格で購入すれば解約に応じると言われた

<事例3>

マウスウォッシュを購入したら5回の購入が条件の定期購入だった。低価格で購入するつもりが、高額な購入になってしまった

<消費者へのアドバイス(インターネット通販中心)>

低価格を強調する広告の場合、注文する前に販売サイトや「最終確認画面」の表示をよく確認しましょう

必ず「最終確認画面」で、定期購入が条件となっていないか、2回目以降の分量や代金などの販売条件等を確認しましょう。改正特定商取引法では、販売業者等は、販売サイトの「最終確認画面」において、顧客が「注文確定」の直前段階で、分量、販売価格・対価、支払の時期・方法、引渡・提供時期、申込期間(期限のある場合)、申込みの撤回、解除に関することなどの契約の申込みの内容を簡単に最終確認できるように表示することを義務付けています。また、販売業者等がこれらの契約の申込みの内容について、表示しなかったり、不実の表示や消費者を誤認させるような表示を行った場合、これにより誤認して申込みをした消費者は、申込みの意思表示を取り消すことができます。

<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20220721_2.html(外部リンク)

<報告書本文>「おトクにお試しだけ」のつもりが「定期購入」に!?(No.1)-電子タバコや医薬品でも!!-
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20220721_2.pdf(外部リンク)

3.令和4年度食に関するWebセミナー(第2回)開催のご案内
~農林水産省近畿農政局からのお知らせ~

近畿農政局では、消費者の関心が高いテーマについて、正確でわかりやすい情報を幅広く提供することを目的として、食に関するWebセミナーを開催しています。近年、気候変動や生物多様性の低下、SDGsをはじめとする環境への意識の高まりを受けて、社会全体を持続可能なものにしていくことが求められています。環境に配慮した有機食品の表示としては有機JAS制度があり、消費者の選択に資する取組が行われています。今回は、正しい理解に基づいて環境に配慮した農産物を選んでいただけるよう、消費者の安心(信頼確保)のための有機食品表示とその担保としての監視についてご紹介します。皆様の参加申し込みをお待ちしております。

<開催日時>令和4年9月6日(水曜日)13時30分~15時

<開催場所>Web会議室(ZoomによるWeb開催)

<開催内容>

(1)みどりの食料システム戦略について(13時35分~13時55分)
近畿農政局消費生活課長安宅倭

(2)有機JAS制度における食品表示と監視(13時55分~14時40分)
農林水産省消費・安全局消費者行政・食育課課長補佐成田寿徳

(3)質疑応答(14時40分~15時)

<参加費>無料

<参加対象者>食に関心のある消費者(消費者団体含む)

<募集人数>80名(先着順)※定員になり次第、受付を終了します。

<申込方法>インターネットによる受付フォームにて、必要事項をご記入の上、お申し込みください。

インターネットによるお申込はこちらから
https://www.contactus.maff.go.jp/j/kinki/form/syokuseminar2.html(外部リンク)

ご案内のチラシはこちら
https://www.maff.go.jp/kinki/press/syouhi/seikatu/attach/pdf/220805-1.pdf(外部リンク)

<申込期限>令和4年9月5日(月曜日)

<詳細>https://www.maff.go.jp/kinki/press/syouhi/seikatu/220805.html(外部リンク)

<お申込み・お問い合せ>
近畿農政局消費・安全部消費生活課
TEL:075-414-9771
E-mail:kinki_consumer_information@maff.go.jp

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp