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4月28日第748号

1.第54回京都消費者大会
「デジタル社会と消費者のくらしについて考える」について
~京都府消費生活安全センターからのお知らせ~

社会のデジタル化の進展が私たちのくらしにどのように影響するのでしょうか。スマホやパソコンはくらしを便利に、豊かにしてくれます。一方、SNSを介した犯罪やインターネットトラブルも発生しており、デジタルサービスを利用するリスクや様々な情報を正しく読み解く情報リテラシーが必要とされています。
便利なデジタルサービスを安心・安全に正しく利用するために、どのようなことに注意すればよいのか、またどのような活用の事例があるのか、講演と対談を通じて学びます。

【日時】令和5年5月27日(土曜日)午後1時30分~午後3時40分

【会場】
ウィングス京都セミナー室A・B
京都市中京区東洞院六角下る御射山町262
〇京都市営地下鉄「烏丸御池駅」(5番出口)下車徒歩約5分
〇京都市営地下鉄「四条駅」・阪急電車京都線「烏丸駅」(20番出口)下車徒歩約5分

【内容】

  • 講演1

「デジタル社会で安全にくらすためにSNS・ネットのリスクと対策」
講師:高橋暁子さん(ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授)

  • 講演2

「子どもの主体的な学びを引き出すデジタルコンテンツの開発」
講師:岸田蘭子さん(滋賀大学教職大学院特任教授、京都市教育委員会指導部参与)

  • 対談
    「安心で豊かな消費生活とは?」講師:高橋暁子さん岸田蘭子さん

【参加方法】
1.当日会場での参加

  • 50名(先着順)参加費無料

2.Zoomウェビナーによるオンライン

  • 申込時に記載されたアドレス宛に招待用のURLを送信します。
  • 通信料は参加者負担となります。
  • Wi-Fi等を利用せずにパソコンやスマートフォンから参加する場合、通信料金が高額になることがありますのでご注意ください。

【参加申込み】
お名前、電話番号、参加方法(上記1.又は2.)、Zoom招待URLをお送りするメールアドレス(2.の場合)を添えて、ホームページ、メールまたはFAXでお申し込みください。(様式任意)

申し込み期間:5月1日(月曜日)~5月24日(水曜日)

【主催】京都府、京都市、NPO法人コンシューマーズ京都(京都消団連)

【後援】京都府生活協同組合連合会

【問合せ】NPO法人コンシューマーズ京都(京都消団連)
TEL:075-251-1001FAX:075-251-1003
E-mail:syodanren@mc2.seikyou.ne.jp

<詳細>
京都府
https://www.pref.kyoto.jp/shohise/news/gekkan050527.html

NPO法人コンシューマーズ京都
https://consumers-kyoto.net/(外部リンク)

2.想定外の高額請求!トイレ修理トラブルに注意
~国民生活センターからのお知らせ~

<事例>

トイレが詰まったので、インターネットで検索し「修理〇百円~」と記載のある業者に依頼した。最初ポンプのようなもので作業したが改善せず、ドリルのようなもので詰まった異物を粉砕することになった。「通常50万円だが半額にする」と言われ了承し、詰まりは解消した。手持ちの現金がなく翌日支払うと伝えたがダメだと言われ、ATMで引き出して支払った。気になって、後日他の業者に聞いたら、ありえないほど高額だと言われた。(60歳代)

<ひとこと助言>

  • 広告に表示された料金で作業できるとは限りません。広告の料金をうのみにせず、依頼する際は、その料金での作業内容や追加料金が発生しないかなどを確認しましょう。
  • 想定していないほど高額な料金の作業を提案された場合は、作業を断るようにしましょう。また、請求額や作業内容に納得できないときは、後日納得した金額で支払う意思があることを示しつつ、その場での支払いはきっぱり断りましょう。
  • 地域の工務店などの、安心して依頼できる事業者の情報を日ごろから集めておきましょう。
  • 広告表示額と請求額が大きく異なる場合など、クーリング・オフできる可能性もあります。困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。

<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen448.html(外部リンク)

<第448号リーフレット版>
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/shinsen448.pdf(外部リンク)

3.その「¥」表示は本当に日本円の表示ですか?
-通貨をよく確認しないと約20倍の価格になってしまうため要注意!!-
~国民生活センターからのお知らせ~

<事例>

価格が日本円で表示されていると思っていたら中国人民元の表示だった

1月下旬、画像共有SNSで、ダウンロード版のカリグラフィーのガイドブックの広告を見て通販サイトにアクセスした。通販サイトで「¥1,680」のガイドブックを選び、クレジットカード決済で申し込んだ。申し込み後、通販サイトから届いた受注確認メールには「¥1,680」と記載されていたが、クレジットカード会社から届いた決済のお知らせメールには「¥32,916」と記載されていた。「1,680円」で購入したつもりが「3万2,916円」で購入したことになっていたた
め、価格が高額で驚いて通販サイトを確認した。すると、「サポート」というページに「通貨は中国人民元円です」と記載されていた。「¥」のマークが表示されていたため通貨の単位は「日本円」だと思っていた。
クレジットカード会社に決済をキャンセルして欲しいと伝えたが、「キャンセルはできない。自分自身で通販サイトにキャンセルと申し出て、その結果を報告して欲しい。その結果次第で調査できる可能性がある。請求は一旦保留にする」とのことだった。今後どのように対応したらよいか。(2023年1月受付40歳代女性)

<消費者へのアドバイス>

  • 「¥」表示が「日本円(JPY)」なのか、「中国人民元(CNY)」なのか、通販サイトを隅々まで確認しましょう。
  • 販売業者との交渉による解決が困難な場合はクレジットカード会社に相談しましょう。
  • 不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう。

消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
また、海外事業者とのトラブルについては、国民生活センター越境消費者センター(Cross-borderConsumercenterJapan:CCJ)でも相談を受け付けています。インターネット通販で利用したサイトの業者情報を確認し、それが海外の事業者であった場合はCCJをご利用ください。

<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230419_2.html(外部リンク)

<報告書本文>
その「¥」表示は本当に日本円の表示ですか?
-通貨をよく確認しないと約20倍の価格になってしまうため要注意!!-
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20230419_2.pdf(外部リンク)

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp