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8月4日第755号

1.インターネットで依頼したロードサービスのトラブル急増-20歳代や学生は特に注意を!-
~国民生活センターからのお知らせ~

<事例>

事前説明のない「緊急対応費」や「祝日対応費」を請求された

自動車で外出しようとしたところ、自宅に停めていた自動車のエンジンがかからなかった。自動車保険にロードサービスが付帯しているが、サービス範囲外だと思い、インターネットで見つけた「基本料金3,480円」と書いてあるロードサービス業者に電話した。費用は自動車を見ないと分からないだろうと思い、こちらからは確認しなかった。自宅に来たロードサービス業者が自動車を見て「バッテリーかな。基本料金は3,500円で、バッテリーテスター作業が8,000円」と言われた。作業をしてもらったところ、「バッテリーが上がっている。低電圧で充電するなら1万6,000円だが、これで直らなければ高電圧となり3万円となる。合計4万6,000円になるので、最初から高電圧を勧める」と言われたので高電圧でお願いした。高電圧の作業後「お盆なので特別料金が加算される。緊急対応費や祝日対応費、消費税を足して合計約7万円です」と言われた。「高すぎる」と言ったところ、少し値引きされて6万5,000円になった。仕方なく支払ったが、こんな高額になるとは思わなかった。(2022年8月受付30歳代女性)

<消費者へのアドバイス>

  • 自動車の故障等が生じた場合は、まずは契約している損害保険会社や保険代理店に問い合わせましょう。
  • サイト等の表示や電話で説明された料金を鵜呑みにしないようにしましょう。
  • 請求された金額や作業内容に納得できない場合は、きちんとした説明を求めましょう。
  • トラブルになったときには消費生活センター等に相談しましょう。

*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230719_1.html(外部リンク)

<啓発資料>
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20230719_1_lf.pdf(外部リンク)

<報告書本文>
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20230719_1.pdf(外部リンク)

2.自動音声の電話で未納料金を請求する詐欺に注意!
-実在する事業者をかたって電話をかけてきます-
~国民生活センターからのお知らせ~

<事例1>

携帯電話の留守電に大手電話関連会社を名乗る着信があり、自動音声で「未納料金が発生している」と伝言が残っていた。覚えがなく不審なので無視してよいか。(2023年5月受付40歳代男性)

<事例2>

スマートフォンに、契約したことのない電話関連会社を名乗る事業者から「料金未納が発生している。放置すると法的措置を取る」という自動音声の電話があった。不審に感じ、何もせず電話を切った。その後、事業者の電話番号を自分で調べて確認すると「未納料金の請求は電話では行わない」と言われた。(2023年6月受付50歳代男性)

<事例3>

携帯電話に、契約中の通信業者関連企業を名乗る着信があり、自動音声で「未納料金がある」と言われた。ガイダンスにしたがって番号ボタンを押したところ、オペレーターにつながり、生年月日と名前を言ったら電話が切れた。不安だ。(2023年5月受付50歳代男性)

上記の相談事例ではいずれも、自動音声の中で「NTTファイナンス」をかたっています。

<消費者へのアドバイス>

  • 電話で身に覚えのない未納料金を請求されても絶対に相手にせず、無視してください。
  • 非通知や知らない番号からの電話には出ない、かけ直さないことがトラブル防止に効果的です。
  • 不明な点がある場合は、事業者の本来の連絡先を自分で調べて、問い合わせてください。
  • 不安を感じる場合は、消費生活センターや警察に相談してください。

*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

*警察相談専用電話「#9110」
最寄りの警察の相談窓口につながる全国共通の電話番号です。

<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230714_1.html(外部リンク)

3.還付金詐欺の電話が多発しています
~京都府南警察署からのお知らせ~

7月中、南区内の高齢者宅に「保険料の払い戻しがある」などの電話がありました。このような電話は、還付金の受取手続きと信じ込ませて、ATMからお金を振り込ませるなどの詐欺の手口です。役所や金融機関の職員がATMの操作をお願いすることはありません。また、ATMを自分で操作して、他人からお金を振り込んでもらうことは絶対にできません。

—被害にあわないために—

防犯機能付き電話機や留守番電話機能を活用して、詐欺の電話に出ない工夫をしてください。

役所や金融機関からの電話であっても、お金の話があれば、1回電話を切って必ず確認してください。

一人で迷わず、すぐ相談を!

<詳細>京都府警京(みやこ)すぐメール
https://plus.sugumail.com/usr/kyotopolice/doc/432522(外部リンク)

<連絡先メールアドレス>
kpp-seiankikaku@pref.kyoto.lg.jp

<お問い合わせ先>
京都府警察本部生活安全企画課075-451-9111(内線3412・3413)
業務時間9時00分~17時45分(土日祝を除く)

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp