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2月16日第770号

1.第62回全国消費者大会の開催について
~全国消費者団体連絡会からのお知らせ~

「全国消費者大会」は今回で62回目の開催となる消費者と消費者団体の集会です。3月15日の「世界消費者権利の日WorldConsumerRightsDay」に合わせて開催します。

【大会統一テーマ】持続可能な社会とくらしのために、ともに考え行動しよう

【開催日時】2024年3月9日(土曜日)9時50分~15時35分

【開催形式】オンライン(Zoom)開催(申込者への見逃し配信あり)
基本的にはオンライン参加となりますが、一部会場参加も可能とのことです。事前に事務局までご相談ください。

【参加費】無料(どなたでもご参加いただけます。)

【定員】各セッションごとに300名(事前申込みが必要です。定員になり次第締
め切ります。)

【内容】

  • 開会式9時50分~10時00分
  • 第1セッション(食)10時00分~12時00分
    食をめぐる私たちの未来~「食べる」の向こう側にあるもの~
    講師-下川哲氏(早稲田大学政治経済学術院准教授)
  • 第2セッション(デジタル)13時30分~15時35分
    消費者が知っておくべきインターネット広告の最新事情
    ~課題共有と解決に向けた取り組み~
    講師-笠井北斗氏(一般社団法人日本アフィリエイト協議会代表理事、東京都表示適正化対策専門助言員、東京デジタルCATS助言員)

【申込方法】(1.~2.のいずれかの方法でお申込みください。)
1.Googleフォームからのお申込み
下記URL、またはチラシの二次元コードからのお申込みフォームに直接ご入
力ください。
(Googleフォームに入ります。)https://x.gd/rskB2(外部リンク)

2.次の必要事項をご記入の上、メールで下記アドレスへお送りください。
(メールアドレス:webmaster@shodanren.gr.jp)
お名前、(団体名)、メールアドレス、電話番号、参加したいセッション番号(1~2)またはテーマ(食・デジタル)
※参加セッションは、1~2つまでご自由にお選びいただけます。

【申込締切】3月1日(金曜日)(締切日以後は事務局までお問い合わせください)

<詳細>全国消費者大会案内ホームページ
http://www.shodanren.gr.jp/Annai/shouhisha_taikai_2023_annai.htm(外部リンク)

<チラシ>
https://www.shodanren.gr.jp/Annai/pdf/shouhisha_taikai_2023_01.pdf(外部リンク)

2.その警告画面は偽物!サポート詐欺に注意
~国民生活センターからのお知らせ~

<事例>

パソコン使用中に「ウイルスに侵された」と警告画面が出て動かなくなった。大手ソフトウェア会社のマーク等とともに電話番号が表示されたので信用し、電話をすると「遠隔操作で復旧させるのにサポート契約が必要」と言われた。その契約のためにはコンビニで電子マネーを購入し番号の入力が必要とのことで、5万円分購入し入力した。しかし「入力間違いで無効になった」などと言われ、何度も購入と番号の入力をさせられ、結局約60万円も支払ってしまった。(80歳代)

<ひとこと助言>

  • インターネット利用中に、突然警告画面や警告音が出たら、慌てず、まずは偽物ではないかと疑いましょう。表示された電話番号には絶対に連絡しないでください。自分で判断できない場合は、周りの人に相談しましょう。
  • 指示されるままに遠隔操作ソフトのインストールに同意したり、サポート契約等の支払いのためにと、プリペイド型電子マネー等の購入を求められても応じてはいけません。
  • 契約や解約について困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等(消費者ホットライン188)に、警告画面の消去方法などの技術的な相談については、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の情報セキュリティ安心相談窓口にご相談ください。

情報セキュリティ安心相談窓口(独立行政法人情報処理推進機構(IPA))
電話:03-5978-7509
メールアドレス:anshin@ipa.go.jp

<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen473.html(外部リンク)

<第473号リーフレット版>
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/shinsen473.pdf(外部リンク)

3.格安の排水管高圧洗浄サービスのはずが…思いがけない高額請求に
~国民生活センターからのお知らせ~

<事例>

「排水管の高圧洗浄が3千円」と書かれた投げ込みチラシを見て、電話で依頼した。作業が行われたが約4万円を請求され、仕方なく支払った。その後同じ業者が訪れ「汚水升を変えた方がよい」と言われ、見積書を出された。契約してしまったが、約22万円と高いのでクーリング・オフしたい。(70歳代)

<ひとこと助言>

  • 低価格を強調した広告を見て、排水管の高圧洗浄を依頼したところ、業者からさらなる点検や工事等を勧誘され、高額な費用を請求されたという相談が寄せられています。
  • 点検や工事等に関する専門的な技術や知識がない消費者が、突然提案された作業の料金や内容の妥当性を判断することは難しいため、無理にその場で判断しようとせず、少しでも違和感を覚えたときは作業を断るようにしましょう。
  • 地域の工務店など、安心して依頼できる事業者の情報を日ごろから集めておきましょう。
  • クーリング・オフができる場合がありますので、困ったときは、早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。

<詳細>国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen474.html(外部リンク)

<第474号リーフレット版>
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/shinsen474.pdf(外部リンク)

4.その資産運用、特殊詐欺かも!?
~京都府警察本部特殊詐欺対策室からのお知らせ~

株、金、仮想通貨で利益が上がっているようにみせかけて騙す手口!

この手口の特徴

  • 被害者がお金を入金する口座が、会社名義や他人名義になっていることが多い
  • 大金を入金すると、突然サイトにアクセスできなくなったり、お金を引き出せなくなる
  • 解約しようとすると、解約手数料と言われ、さらにお金を要求されるが、被害者はあとに引けなくなっているため、さらに振り込んでしまう
  • まわりの人が被害に気づきにくく、気づいたときには被害が高額になっている

ご注意ください!

  • SNS(LINE、Instagram、Facebook等)の投資話

投資への関心が高まっていますが、SNS※を利用した悪質な詐欺が発生してい
ます。
※SNS:ソーシャルネットワークサービス
(コミュニケーションを目的としたWeb上の会員制サービスの総称)

詐欺のきっかけ

  • SNS(LINE)で投資の勉強会グループに招待された。
  • SNS(InstagramやFacebook等)の『広告』に興味を持った。
  • SNSを通じて、有名な投資家や経済学者等からDM(ダイレクトメッセージ)が届き、勉強会に招待された。

広告やDMに注意

  • 普段から投資に興味を持って、インターネットで検索していると、SNSの広告欄に「投資に関連した広告」等が表示される場合があります。その広告等には、詐欺に誘導するものが含まれている可能性があります。

詐欺の手口

  • SNS(主にLINE)を使い「勉強会」等と称して、メッセージをやり取りして入金を指示するほか、専用のアプリ等をダウンロードさせ、利益が出ているに装います。
  • 利益が出ていることから、投資名目で振込させ、最初は少額の入金をさせ、徐々に高額の入金をさせます。
  • その後、出金しようとすると、仮想の利益額に準じた出金手数料名目でさらに入金を要求します。

確かめよう!

  • 出資を勧誘するためには、金融庁への登録が必要です。その相手は、登録事業者ですか?信用できますか?
  • インターネット・バンキング、仮想通貨取引を利用した送金にも十分ご注意ください。

<詳細>京都府警京(みやこ)すぐメール
https://plus.sugumail.com/usr/kyotopolice/doc/535318(外部リンク)

<連絡先メールアドレス>
kpp-seiankikaku@pref.kyoto.lg.jp

<お問い合わせ先>
京都府警察本部生活安全企画課075-451-9111(内線3412・3413)
業務時間9時00分~17時45分(土日祝を除く)

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp