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平成30年5月29日放送「京都府くらしのヤングリーダー」募集について

☆NHK
本日は、「京都府くらしのヤングリーダー」募集について、お話しいただきます。京都府では、現在「京都府くらしのヤングリーダー」を募集されているとのことですが、国会で審議されている成年年齢引き下げと関係したものですか?

★相談員
「京都府くらしのヤングリーダー」は大学生を対象に平成26年度から募集していますので、成年年齢引き下げの動きとは、直接関係ありません。しかし、成年年齢が引き下げられると18歳、19歳の若者は、未成年者取消しが使えなくなり、今以上に消費者トラブルに注意を払う必要があります。

☆NHK
若者の消費者トラブルに関する相談が、今以上に増えるかもしれないということですね。

★相談員
はい。若者には消費者トラブルに遭った時の対処法を身に付けるなど、消費者問題に関心を持ち、自分で考え、選択、行動できる消費者になっていただきたいと思っています。そのために啓発活動の中心的役割を担ってもらう大学生を養成し「京都府くらしのヤングリーダー」として登録の上、大学を卒業するまで活動してもらっています。

☆NHK
「京都府くらしのヤングリーダー」は、どんな活動をするのですか?

★相談員
活動内容は1.消費生活講座や啓発イベントの企画・実施、2.他大学との交流・連携、3.京都府が行う事業への協力、と大きく3つに分けられます。

☆NHK
では、3つのチームで活動されているのですか?

★相談員
大学生向けと子ども向けの2つの啓発活動チームがあります。まず、大学生向けの啓発活動チームです。「京都府くらしのヤングリーダー」が講師になり、同年代の大学生に向けて、消費者啓発・消費者教育の出前講座を行う活動をしています。昨年度には「学生と事業者そこまで言って委員会」と名付けた、企業の方と大学生が参加するセミナーの企画、運営をしました。また、消費者庁が主催する消費者セミナーにも参加しました。

☆NHK
大学生ならではのユニークな名称のセミナーですね。出前講座の講師などもされているのですね。

★相談員
はい。もう一つ、子ども向け啓発チームがあります。子どもたちに身近にあるネットトラブルについて考えてもらうため「京都府くらしのヤングリーダー」が小学校や児童館を訪問して、自分たちで作成したネットすごろくゲームを、子どもたちと一緒に行うものです。その他、子どもが参加しているイベント会場にすごろくゲームを持って行き体験してもらう、ブース出展等もしています。

☆NHK
子どもたちにとって、お兄さんやお姉さん達と一緒にするということはさぞかし楽しいことでしょうね。

★相談員
そうですね。また、学生たちは今年の2月に東京で開催された、国民生活センターの全国消費者フォーラムにおいて、活動報告を行い、全国からも注目されました。

☆NHK
大きな舞台で活動報告ができたことは、学生さんにとって励みになったことでしょう。現在、どれくらいの学生さんが「京都府くらしのヤングリーダー」として、活動されているのですか?

★相談員
4月30日現在、9大学72名の大学生が活動しています。この活動に興味のある方は、当センターまでお問い合わせいただきたいと思います。

☆NHK
では、「京都府くらしのヤングリーダー」になるにはどうすればいいのですか?

★相談員
はい、「京都府くらしのヤングリーダー養成研修」を受けていただく必要があります。来たる、6月17日(月曜日)に京都市南区の京都テルサで養成研修を開催します。興味のある方、関心のある方は、ぜひ受講していただきたいと思います。受講資格は、京都府内に在住・在学、または京都府内で活動できる大学生です。お問い合わせは京都府消費生活安全センター、電話075-671-0030にお願いします。

☆NHK
若者が消費者問題に関心を持ち、活動するということは頼もしいですね。多くの方が「京都府くらしのヤングリーダー」になって、多方面で消費者啓発の活動をされ、安心・安全な社会になるといいですね。

★相談員
大学生のみなさん、「京都府くらしのヤングリーダー」として、活動してみませんか。きっと、よい仲間に恵まれ、学生時代のよい思い出になることと思います。

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
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