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「京都府くらしのヤングリーダー」募集について

☆NHK
京都府では、現在「京都府くらしのヤングリーダー」を募集されているとのことですが、どのような取組みなのでしょうか?

★職員
若い方にも、消費者トラブルに遭った時の対処法を身に付けるなど、消費者問題に関心を持ち、自分で考え、選択、行動できる消費者になっていただきたいと思っています。そのために京都府では平成26年度から啓発活動の中心的役割を担ってもらう大学生を養成し「京都府くらしのヤングリーダー」として登録の上、大学を卒業するまで活動してもらっています。

☆NHK
京都はたくさんの大学が集まっていますが、現在何人くらいで活動されているのですか?

★職員
京都府内の大学を中心として9大学、55人の大学生さんが登録されています。

☆NHK
「京都府くらしのヤングリーダー」は、どんな活動をするのですか?

★職員
活動内容は

  1. 消費生活講座や啓発イベントの企画・実施
  2. 他大学との交流・連携
  3. 京都府が行う事業への協力、と大きく3つに分けられます。

☆NHK
具体的には、どのようなことをされているのですか?

★職員
大学生向けチームと子ども向けチームの2つのチームに分かれて活動しています。まず、大学生向けのチームは、「京都府くらしのヤングリーダー」が講師になり、同年代の大学生に向けて、消費者啓発・教育の出前講座を行う活動をしています。昨年度は「学ぶ!体験する!エシカルライフ」というテーマのもと、大学生向けに人や社会、地球環境、地域に配慮したエシカル消費についてセミナーの企画、運営を行いました。また、消費者庁が主催する消費者セミナーにも参加しました。

☆NHK
大学生が主体的に活動されているのですね。出前講座の講師などもされているのですね。子どもチームはどのようなことをされているのですか?

★職員
はい。子ども向けチームは子どもたちにインターネットトラブルについて考えてもらうため、自分たちで作成したネットすごろくゲームを、小学校や児童館を訪問し、一緒に行うものです。その他、子どもが参加しているイベント会場にすごろくゲームを持って行き体験してもらう、ブース出展等もしています。

☆NHK
子どもは大学生のお兄さんやお姉さん達と一緒に、楽しくネットトラブルについて学べそうですね。

★職員
また、昨年度は学生リーダーが中心となり、2022年4月1日からの成年年齢引下げを見据え、若年者の消費者被害防止を目的としたイベントの企画、運営を行いました。当日は、基調講演やパネルディスカッションを行い、大学生をはじめ、約400名の方にご来場いただきました。

☆NHK
大きな舞台で活動ができたことは、学生さんにとって励みになったことでしょう。では、「京都府くらしのヤングリーダー」になるにはどうすればいいのですか?

★職員
「京都府くらしのヤングリーダー養成研修」を受けていただく必要があります。来たる、6月23日(日曜日)に京都市下京区の池坊短期大学で養成研修を開催します。興味のある方、関心のある方は、ぜひ受講していただきたいと思います。受講資格は、京都府内に在住・在学、または京都府内で活動できる大学生です。お問い合わせは京都府消費生活安全センター、電話075-671-0030にお願いします。

☆NHK
若者が消費者問題に関心を持ち、活動するということは頼もしいですね。多くの方が「京都府くらしのヤングリーダー」になって、多方面で消費者啓発の活動をされ、安心・安全な社会になるといいですね。

★職員
大学生のみなさん、「京都府くらしのヤングリーダー」として、活動してみませんか。きっと、よい仲間に恵まれ、学生時代のよい思い出になることと思います。

☆NHK
本日はどうもありがとうございました。本日のお話も、ご家族や身近な方たちに是非お話しいただきたいですね。消費生活に関するご相談は、消費者ホットラインを利用して最寄りの消費生活センターにご相談ください。電話番号は局番なしの188、(嫌や!いやや!)です。

お問い合わせ

文化生活部消費生活安全センター

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階

ファックス:075-671-0016

kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp

電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
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